a91 境目
「東経140度」を売りにしている市があることを知りました。東経140度とは「東経が140度より小さい地域」と「東経が140°より大きい地域」の境目です。「これはすごい! 地球を二分する線なのか!」と感動しながら現地に行ってみました。調査方向としては、南…
毎回、世の中大半の方が気にもしないようなことばかり記事にしていますが、今回も同様の記事です。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。 写真1 空中写真(2019年) 写真1は…
羽田空港には各種のお店がありますが、みなさんご存知の通り、いわゆる街中よりもお値段は高めです。空港会社から場所を借りるための費用が高いとか、人が多く集まるから高めでも売れるとか、いろいろ商売上の理由があるのだろうと思います。 さて、吉野家と…
今回の境目は堀田坂の下、笄川の跡にに関してです。ここも道路が区境であることはわかっているのですが、道路の真ん中か、それともどちらかに寄っているのかを現地で確認してみました。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービ…
今回の境目は日赤医療センター北方から東に進んだ堀田坂に関してです。ここも道路が区境であることはわかっているのですが、道路の真ん中か、それともどちらかに寄っているのかを現地で確認してみたという次第です。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理…
今回の境目は日赤医療センターの北の方に関してです。道路が区境であることはわかっているのですが、道路の真ん中か、それともどちらかに寄っているのかを現地で確認してみました。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」…
「品川区と港区が接しているのはわかるが、品川区と江東区は接していないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、この3区はお互い接しているのです…東京湾の埋立地の上で… 写真1 臨海副都心(2019年撮影) 写真2 同地点(1979年撮影) 【注記】本書掲載の…
「港区と江東区の境目」と記すと、「港区と江東区の間には中央区があるので直接は接していないはずだ」と思われるかもしれません。しかし、港区と江東区はお互いに接しているのです…東京湾の埋立地の上で… 写真1 臨海副都心(2019年撮影) 写真2 同地点(1979年…
都と県の境目は都県境と称します。では府と府の境目は府府境かというとそうではなく、府境と称するようです。県と県の境目が県境と称するのと同じことです。 写真1 山崎駅の府境標識 東海道本線の山崎駅は京都府と大阪府にまたがっており、府境には写真1のよ…
羽田空港へ行く方法はいろいろありますが、「歩いて」「都県境を越えて」行くことが一応可能です。とても不便な経路なので実用にはなりませんが、境目好きとしては外せません。今回は多摩川スカイブリッジの境目(東京都と神奈川県の都県境)を通って、羽田空…
戦前の地図を見ると、東京駅の東側には外濠があります。外濠の西側が麹町区、東側が日本橋区で、現在はそのまま千代田区と中央区の区境になっています。 写真1 鍛冶橋換気所 写真1は首都高の鍛冶橋換気所です。この写真だけは2013年7月に撮影しましたが、ご…
前回は呉服橋交差点の変化についてでしたが、今回は日本橋川護岸付近の区境に関してです。 写真1 空中写真(2019年撮影) 前回記したように、外濠の跡が千代田区と中央区の境目になっています。日本橋川は埋め立てられずに現在に至っており、そのため区境は①地…
呉服橋付近の区境のお話をします。今回は、再開発によって変化した交差点風景です。 1.空中写真 写真1 2019年撮影 呉服橋交差点で永代通と外堀通が交差しています。千代田区と中央区の境目はこの交差点のすぐ西側を南北方向に走っています。 写真2 1963年撮…
今回は文京区と豊島区の境目です。 写真1 新大塚駅 東京メトロ丸ノ内線の新大塚駅は、区境に位置しています。写真1は池袋寄りの出口で、ここを出ると目の前が区境です。 写真2 豊島区から見た区境 写真1に写っている階段を上って春日通の歩道に出た状態が写…
地蔵通から石切橋バス停までの区境に関しては今回が最後になります。今までの記事をまとめて掲載しておきます。 1.空中写真 写真1 2019年撮影 今回は写真1の⑪~⑬地点に関してですが、その経路は一直線で簡単です。⑬が石切橋バス停になります。 【注記】本書…
1.空中写真 写真1 2019年撮影 今回は写真1の⑩地点に関してです。区境は道路を東西方向に横切っていますが、道路だけでなく、⑩地点の西側(写真1では左側)にある建物も横切っています。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス…
新宿区と文京区の区境は、地蔵通の南で蟹川跡から外れてクランク状に曲がりながら北東方向に向かって進みます。それに対して蟹川跡は区境と異なり、神田川に向かってまっすぐ北上します。これは江戸時代(1800年代初頭)の切絵図を参照しても同様で、蟹川が昔…
引続き神田川の支流である蟹川の跡の区境に関してです。 1.空中写真 写真1 2019年撮影 写真2 1947年撮影 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。 2.現地の状況 写真3 合流箇…
前回に続き、神田川の支流である蟹川のさらに支流沿いになります。 1.空中写真 写真1 2019年撮影 写真2 1947年撮影 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。 2.現地の状況 写…
新宿区と文京区の境目というと神田川…と思うものですが、江戸川橋付近は区境が神田川から外れています。このうねうねとした区境をたどってみます。 1.空中写真 まず、現地の空中写真からです。 写真1 2019年撮影 神田川に江戸川橋が掛かっていて、そこから南…
今回は、渋谷川が外苑西通と交差するあたりです。 写真1 2019年撮影 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。 写真2 ③付近(2014年撮影) 写真3 ③付近(2014年撮影) 写真2と写真3…
引続き、千駄ヶ谷駅付近の新宿区と渋谷区の境目です。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。 写真1 2019年撮影 写真2 1989年撮影 建物②は写真2において建設中でした。そし…
千駄ヶ谷駅付近に新宿区と渋谷区の境目があります。このあたりは渋谷川の源流が区境になっています。 1.空中写真 まず、現地の空中写真からです。 写真1 2019年撮影 写真1の樹木が茂っているところは新宿御苑です。苑内を通ってきた区境は、①地点から新宿御…
台東区と墨田区は隅田川を介して接しています。地面同士は接していません。今回は区境ではありますが、東武鉄道の橋のお話です。鉄道橋だったら電車でしか渡れないじゃないかと思われるかもしれませんが、2020年6月にすみだリバーウォークと称する歩道が脇に…
京成電鉄の京成小岩駅(江戸川区)から北に向かって商店街が続いています。ところが、地図を見ると葛飾区に入ったとたん、商店街の道幅が狭くなります。今回はこの道幅急変部(区境)に関するお話です。 1.空中写真 まず、現地の空中写真からです。 写真1 2019年…
写真1 落合南長崎駅付近 写真1は、前回と同じく都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅付近の空中写真です。今回は③~⑤を追記しました。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。 写…
一般的に、連続した内容を2回に分けて記す際は「上・下」とするものですが、地図に関して「上・下」だと「北・南」という感じになります。しかし、今回と次回は落合南長崎駅の「東・西」に関してなので、「右・左」としました。 写真1 落合南長崎駅付近 落合…
写真1 区境付近の空中写真 このあたりは、お屋敷と庶民の居住地が境目になっています。写真1の上方(北)の東京大学は広島藩浅野侯爵邸の跡、下方(南)の東京大学は加賀藩前田侯爵邸の跡です。この間はちょっとした窪地になっていて、明治時代には東京共同射的…
昔線路があったところを探るのは「線路跡」趣味ですが、今回のお話は昔区境だったところを探る「区境跡」に関してです。川が区境だったので「川跡」探索でもあります。 【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データ…
「境界協会」と称する境界の協会があることは有名ですが、境界の教会もあります。(←声に出して読むとわけがわからなくなりますね。) 写真1 境界の教会 写真2 境界の教会の脇 写真1と写真2は、外苑西通の南西側歩道から反対側を見た風景です。左側が渋谷区、…