2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は、東雲一丁目付近の有楽町線の経路に関してです。毎度のことではありますが、Yahoo!地図、Googleマップ、国土地理院地図、その他の市販地図を比較すると少しずつ経路が異なっています。 1.文献確認 建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると、豊洲駅…
毎度のことですが、街歩きをしていると「?」というものに出くわします。 今回の「?」は写真1です。設置されている場所に関して「!」という方が正しいかもしれません。 写真1 規制標識 さて、写真1は「自転車以外の軽車両通行止め」という規制標識です。で…
月島を出た有楽町線A線の電車は、朝潮運河と晴海運河を渡って豊洲に向かいます。市販の地図、ネット地図いずれを見ても、朝潮大橋から豊洲二・三丁目の晴海通りまでほぼまっすぐ走っているように記載されています。しかしこの経路だと豊洲一丁目の日本ユニシ…
今回は、隅田川を渡った月島の有楽町線に関してです。 1.文献確認 建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると、佃大橋の基礎を避けて下流側で隅田川を渡った有楽町線A線は、陸地に入る少し手前から半径503m左曲線となり、その後半径500m右曲線で再び都道の…
隅田川にかかる佃大橋ですが、有楽町線はこの橋の真下を走っていません。このことは国土地理院の地図、民間の地図、ネット地図、いずれを見てもわかります。今回は、この佃大橋の西側に関してです。 1.文献確認 建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると、…
街歩きをしていると、時々不思議なものに出くわします。今回は、夢の島(新木場駅の北側)で見かけた「えんこの小山」という看板です。 エンコ…クルマが動かなくなった時…つまり車の修理工場? 小山自動車修理工場? 縁故の小山…人と人のつながりをつくること…
毎度の話ではありますが、桜田門駅から有楽町駅までの区間に関しても、地図によって有楽町線経路の記載は少しずつ異なっています。 1.文献確認 参考資料1に示した建設史を参照すると、有楽町線の経路(濠の中)ははっきりします。 建設史P.432先の平面図及び縦…
市販の地図、ネットの地図を見てもなかなかわかりませんが、国会前庭洋式庭園に入った有楽町線は噴水の下を走っています。飯田橋駅-市ヶ谷駅間で外濠の下を走っていましたが、有楽町線はこの先徐々に「水の下」が増えてきます。 1.文献確認 建設史P.432先の…
永田町駅を出た有楽町線の電車は桜田門駅に向かいます。この間のほとんどが永田町一丁目です。では有楽町線の真上には何があるのでしょうか。今回は永田町駅から国会前庭洋式庭園までです。 1.文献確認 建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると、有楽町線…
写真1 301の連結器 写真2 301の連結器 今回はトムリンソン式の密着連結器です。 日本国内で広く使われている回り子式の密着連結器は突起部で位置決めを行ない、内部の回り子でロックします。これに対して、トムリンソン式は中央付近に見える突起部がフックに…
永田町駅の北にある海運ビル…実はこの地下には巨大な空洞があり、そこを地下鉄の電車が通り抜けているのです…。 1.文献確認 建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると、有楽町線がプリンス通りの真下を走っているのはわずか100m程度です。都市センターホテ…
写真1 200系の密着連結器 写真2 200系の密着連結器 写真3 在来線用密着連結器 新幹線にも密着連結器(写真1および2参照)を用いていますが、在来線と相互連結する必要がないため、在来線用(写真3参照)に対していろいろ改良(構造簡易化)されています。 外観的に…
銀行の真下を地下鉄が突き抜ける…というと、地下鉄のトンネルから銀行の金庫まで秘密の通路が掘削されて…などと想像してしまいそうですが、そういうわけではありません。とは申せ、大きな建物の真下を地下鉄が突き抜けているというのは不思議な感じです。場…
写真1 2015年当時 写真2 現在(改修工事中) 再開発で次々に建物が新しくなっている大手町地区ですが、大手町ビルヂングだけは最近まで昔のままの姿で残っていました(写真1参照)。 先日、大手町プレイス(逓信総合博物館などがあったところを再開発)のサンクン…
市販の地図、ネット地図、いずれを見ても飯田橋駅から市ヶ谷駅まで有楽町線は外濠の中を走っています。今まで「地図は必ずしも正しいとは限りません」という記事を書いてきましたが、今回は逆で「有楽町線は地図通り外濠の中(水の下)を走っています」。 1.文…