地蔵通から石切橋バス停までの区境に関しては今回が最後になります。今までの記事をまとめて掲載しておきます。
1.空中写真
今回は写真1の⑪~⑬地点に関してですが、その経路は一直線で簡単です。⑬が石切橋バス停になります。
【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。
2.現地の状況
写真2は10年前の状況ですが、写真3と比較すると、南側(写真では左側)の塀が変化していることがわかります。前回記した、路面の白線がうねっていた⑩地点と同様です。
写真4は写真2および写真3と同じ⑪地点ですが、北側を見た状態です。
区境の細い道を北上すると、写真5のような基準点がありました。新宿区と記されていますが、国土地理院「基準点成果等閲覧サービス」で調べると所在地は文京区となっています。この道は文京区のようです。
写真6の西側(写真では右側)は文京区、東側(写真では左側)は新宿区です。この道は上記の通り文京区です。確かに側溝の位置から推定すると、道自体は文京区側という感じですね。
目白通に出てきました(写真7)。側溝の西側(写真では左側)は文京区、東側(写真では右側)が新宿区になります。バスが停車すると、前の方は文京区、後ろの方は新宿区ということです。バスの中が区境になるわけです。
写真8は、石切橋バス停から見た区境です。側溝がT字状に交差するところに境界標が見えます。新宿区とは記されていませんが、ここが区境ということで間違いなさそうです。
この先区境は、神田川に入り、東に90度折れ曲がっています。飯田橋の交差点まで神田川が区境です。
以上
さかてつでした…