写真1は、前回と同じく都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅付近の空中写真です。今回は③~⑤を追記しました。
【注記】本書掲載の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」の写真データを著者が編集・加工したものです。
写真2と写真3は、落合南長崎駅の西側で区境が折れ曲がるところです。ここには東京都の境界標があります。実はこの境界標、Googleマップの航空写真で確認できます。さすがに東京都の印までは見えませんが、側溝のグレーチングとの位置関係は明確にわかります。こんな小さな物体の位置を宇宙から撮影した写真で特定できてしまうとは…改めてその技術に驚きました。
さて、写真4と写真5は商業施設建物内部の通路(店舗の外)にある表示です。こんなに大きく記す意味はわかりませんが、境目好きとしてはとてもうれしく思います。似たような例として、都営地下鉄の東大島駅があります。
写真6は、通路床面です。ここに赤い線で区境(区界)が記されていたらもっとうれしいのですが、さすがにそこまではされていませんでした。
写真7と写真8は商業施設④の北方、⑤地点の状況です。道路の幅が急に変わるという点が境目を感じさせます。赤い↓印と黄色い↓印は境界標です。
まず赤い↓印の境界標(写真9)ですが、これには「豊島区」と記されています。この境界標のあるところは豊島区ということのようです。新宿区の境界標があれば区境が明確になるのですが、残念ながら豊島区の境界標しかありません。
次に黄色い↓印の境界標(写真10)ですが、これにはただ単に「+」が記されているだけです。東京都の境界標かどうか定かではありません。しかし、その設置場所は新宿区と豊島区の境目と思われる場所です。
写真11は、写真10の境界標を反対側から撮影したものです、右上には新宿区の住居表示板があります。やはり、この境界標が区境と判断するのが正しそうです。
以上
さかいめ さかιゝ さかτゝの
さかτっ さかてつでした…