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■鉄道
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鉄道模型レイアウト
1.6m×0.6m  A4判  φ300  
工作
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南池袋公園を突き抜ける有楽町線 (体裁比較用)

池袋駅を出た電車は大きく左右に曲がりながら東池袋駅に至ります。このS字曲線があるところはどこなのか…実は南池袋公園付近です。

建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると南池袋公園の下を半径164m左曲線で通過し、公園から出たところで今度は半径164m右曲線で東池袋交差点に出て東池袋駅に至っています。

建設史P.853表8には池袋~東池袋雑司ヶ谷公園トンネル換気室がある旨記載され、P.854~855図18にはその構造が記されています。

さらに建設史P.617~619には勝本ビルの下受工事に関する解説と、勝本ビル以外は建物をすべて撤去した記述があります。

◇   ◇   ◇

 

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【写真1 南池袋公園への道】池袋駅から南池袋公園へ至る道です。写真手前が池袋駅の方になります。有楽町線は私の真下を走っています。

 

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【写真2 南池袋公園入口】池袋駅側の入口です。有楽町線はこのあたりから半径164m左曲線で公園内を突っ切っています。

 

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【写真3 南池袋公園】素敵な公園です。2016年に「改装開店」しましたが、それに先立ち東京電力の地下変電所が建設されたそうで、地上(すっきり)と地下(地下鉄や変電所でごちゃごちゃ)は大違いです。奥に見える巨大な豆腐のようなものが有楽町線の換気塔です。

 

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【写真4 有楽町線換気塔】違和感のある存在です。建設史P.854~855図18記載通りの形状であることがよくわかります。この換気塔は「雑司ヶ谷公園トンネル換気室」のものですが、公園の名称は「南池袋公園」です。1kmほど南方に「雑司が谷公園」はありますが、それとは関係なさそうです。「雑司ヶ谷公園トンネル換気室」は固有名詞ということなのでしょう。

 

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【写真5 有楽町線換気塔】換気塔には連結送水管送水口があり、帝都高速度交通営団のマークがあります。

 

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【写真6 本立寺から見た有楽町線換気塔】写真4の換気塔を裏側から見た状態です。手前(東)は本立寺の境内になります。

 

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【写真7 有楽町線真上の風景(京王プレッソインの裏)】写真6の場所で視点を90度ほど右に回すとこのような風景になります。有楽町線は、私の目の前(建物がないところ)を左(西)から右(東)に向かって走っています。このあたりから半径164m右曲線になります。有楽町線の電車に乗っていると、きしみ音を立てながらS字状に曲がるところです。

 

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【写真8 勝本ビル(京王プレッソインの裏)】正面に見える灰色の建物が、建設史に記載されている勝本ビルです。有楽町線はこの建物の真下を奥(東)に向かって走っています。奥にはメトロシティ南池袋の上部が見えます。

 

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【写真9 メトロシティ南池袋】参考資料2の航空写真を見ると、1975年当時は建設史記載通り、勝本ビルの裏(東)に建物がありません。現在の状況を写真9に示します。赤↓印を付した建物はメトロシティ南池袋で、参考資料3のHPに東京メトロ所有物件である旨記載されています。勝本ビルとは裏で角を接しています。

建設史P.618図88勝本ビル下受工事平面図を参照すると、メトロシティ南池袋は完全に有楽町線の真上に建っていることになりますが、メトロシティ南池袋の左側に見える2つの建物、右側に見える1つの建物も有楽町線のトンネルに一部かかっているようです。

有楽町線はここから日出通り(池袋駅東口駅前通り)の下にもぐり込み、東池袋駅に至っています。


参考資料
 1.帝都高速度交通営団編「東京地下鉄道有楽町線建設史」帝都高速度交通営団(平成8年)
 2.国土地理院航空写真「CKT7415-C24A-36」(1975年)
 3.東京メトロHP「不動産事業」

【南池袋公園を突き抜ける有楽町線】

池袋駅を出た電車は大きく左右に曲がりながら東池袋駅に至ります。このS字曲線があるところはどこなのか…実は南池袋公園付近です。

建設史P.432先の平面図及び縦断面図によると南池袋公園の下を半径164m左曲線で通過し、公園から出たところで今度は半径164m右曲線で東池袋交差点に出て東池袋駅に至っています。

建設史P.853表8には池袋~東池袋雑司ヶ谷公園トンネル換気室がある旨記載され、P.854~855図18にはその構造が記されています。

さらに建設史P.617~619には勝本ビルの下受工事に関する解説と、勝本ビル以外は建物をすべて撤去した記述があります。

◇   ◇   ◇

 

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写真1 南池袋公園への道

池袋駅から南池袋公園へ至る道です。写真手前が池袋駅の方になります。有楽町線は私の真下を走っています。

 

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写真2 南池袋公園入口

池袋駅側の入口です。有楽町線はこのあたりから半径164m左曲線で公園内を突っ切っています。

 

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写真3 南池袋公園

素敵な公園です。2016年に「改装開店」しましたが、それに先立ち東京電力の地下変電所が建設されたそうで、地上(すっきり)と地下(地下鉄や変電所でごちゃごちゃ)は大違いです。奥に見える巨大な豆腐のようなものが有楽町線の換気塔です。

 

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写真4 有楽町線換気塔

違和感のある存在です。建設史P.854~855図18記載通りの形状であることがよくわかります。この換気塔は「雑司ヶ谷公園トンネル換気室」のものですが、公園の名称は「南池袋公園」です。1kmほど南方に「雑司が谷公園」はありますが、それとは関係なさそうです。「雑司ヶ谷公園トンネル換気室」は固有名詞ということなのでしょう。

 

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写真5 有楽町線換気塔

換気塔には連結送水管送水口があり、帝都高速度交通営団のマークがあります。

 

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写真6 本立寺から見た有楽町線換気塔

写真4の換気塔を裏側から見た状態です。手前(東)は本立寺の境内になります。

 

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写真7 有楽町線真上の風景(京王プレッソインの裏)

写真6の場所で視点を90度ほど右に回すとこのような風景になります。有楽町線は、私の目の前(建物がないところ)を左(西)から右(東)に向かって走っています。このあたりから半径164m右曲線になります。有楽町線の電車に乗っていると、きしみ音を立てながらS字状に曲がるところです。

 

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写真8 勝本ビル(京王プレッソインの裏)

正面に見える灰色の建物が、建設史に記載されている勝本ビルです。有楽町線はこの建物の真下を奥(東)に向かって走っています。奥にはメトロシティ南池袋の上部が見えます。

 

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写真9 メトロシティ南池袋

参考資料2の航空写真を見ると、1975年当時は建設史記載通り、勝本ビルの裏(東)に建物がありません。現在の状況を写真9に示します。赤↓印を付した建物はメトロシティ南池袋で、参考資料3のHPに東京メトロ所有物件である旨記載されています。勝本ビルとは裏で角を接しています。

建設史P.618図88勝本ビル下受工事平面図を参照すると、メトロシティ南池袋は完全に有楽町線の真上に建っていることになりますが、メトロシティ南池袋の左側に見える2つの建物、右側に見える1つの建物も有楽町線のトンネルに一部かかっているようです。

有楽町線はここから日出通り(池袋駅東口駅前通り)の下にもぐり込み、東池袋駅に至っています。


参考資料
 1.帝都高速度交通営団編「東京地下鉄道有楽町線建設史」帝都高速度交通営団(平成8年)
 2.国土地理院航空写真「CKT7415-C24A-36」(1975年)
 3.東京メトロHP「不動産事業」

【有楽町線はどこを走っているか(その4-2) 池袋マルイ-池袋駅】

池袋マルイから池袋駅まで、有楽町線池袋西口公園の下です。建設史P.443図9池袋駅(8号線)にはこのあたりの状況が記されています。現地と見比べるとよくわかります。

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写真1 エルブレス池袋西口店と池袋マルイ

私は有楽町線トンネルの真上に立っています。写真奥(北西)から手前(南東)に向かって有楽町線は走っています。

 

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写真2 池袋ウエストパークビル

左半分(南半分)が9階床、右半分(北半分)が3階床という建物です、理由はお分かりかと思いますが、右半分の地下を有楽町線が走っているためです。

 

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写真3 池袋ウエストパークビル(池袋駅1b出口)

この建物には池袋駅の1b出口があります。道路の向こう側は西口バスターミナルと池袋西口公園で、2a出口が見えます。これら1b出口と2a出口の下を有楽町線は走っています。

 

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写真4 池袋ウエストパークビル、池袋マルイ

西口バスターミナルから有楽町線の真上の風景を撮影したものです。池袋ウエストパークビルと池袋マルイ、そして2a出口が見えます。

 

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写真5 西口バスターミナルメトロシティ西池袋の東側

写真右側に見えるのは2a出口で、この真下は有楽町線です。写真4と反対(池袋駅)の方向を撮影したもので、有楽町線は手前(北西)から奥(南東)に向かって半径500m左曲線で走っています。

 

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写真6 Esola池袋

池袋西口公園の東側にある建物で、有楽町線の真上に建っている駅ビルのようなものです。

 

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写真7 Esola池袋(北壁)

Esola池袋の北側の壁には通気用のルーバが並んでいます。しかし建設史P.432先の平面図及び縦断面図によるとこの場所にトンネル用換気塔はありません。したがってEsola池袋のルーバは、駅地下通路などの換気用と思われます。

 

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写真8 有楽町線改札口

Esola池袋のエスカレータを下りると、すぐ脇に有楽町線改札口があります。Esola池袋が有楽町線の真上なので、当たり前ではありますが。

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このあたりで地下通路や街中にある案内地図を確認すると、有楽町線の経路が大きく逸脱しているものが結構あります。案内地図は必ずしも正しくないということです。


参考資料
 1.帝都高速度交通営団編「東京地下鉄道有楽町線建設史」帝都高速度交通営団(平成8年)