A13 東京23区 -A13 12 世田谷区

杉並区、世田谷区、三鷹市の境目

杉並区の矩形突出部にスポンとはまっている学校の話を以前しましたが、今回は堂々と杉並区&三鷹市にまたがっている学校の例です。 写真1は境目を渡る空中廊下です。中を歩いている人がいます。ちょうど今、境目を通過したところでしょうか。美しい光景です…

クランク状の境目

玉川浄水場から丸子川(多摩川の支流)まで、おおざっぱに谷底が大田区と世田谷区の区境になっています。これは1世紀ほど前(当時は村の境目でした)から変わっていません。 区境に降りていく道には写真1のような「部分的階段道路」があったりして、萌え~の世界…

田園調布と玉川田園調布

大田区と世田谷区の境目はうねりながら、田園調布駅の北部をほぼ東西に突っ切っています。 写真1は田園調布の駅から緩やかに登った先にある玉川浄水場です。区境は浄水場の前を通っているのですが、気になったのが世田谷区の住居表示板です。「板」ではなく…

庭先は区境

境目は道路や水路であることが多いのですが、街中の場合はそうでない事例が数多くあります。今回はそうでない事例のひとつですが、昔の地図や現地の状況から推測すると、「谷底が村どうしの境目になっていて、その後住宅がびっしり建てられたためこうなった…

おもしろい境目、つまらない境目

趣味人は実に勝手なものです。当事者の事情などにお構いなしに「萌え~」とか「つまらん~」とか言っているわけですから…。 今回のネタは大田区と世田谷区の区境です。 まず写真1ですが、美しい境目です。奥のコンクリート壁(環八通の擁壁)の色に差異がある…

区境の住居表示板

ごくありふれた街の風景ですが、よく見ると住居表示板の上半分が無くなっています。そして、ここは世田谷区と大田区の区境であるということを知ると、見え方がちょっと違ってきます。 「世田谷区が領地拡大を狙って大田区の住居表示板をもぎ取ったのではなか…

お隣さんは別の市区

世田谷区の境目をたどって、多摩川の近くまで来ました。神奈川県との境目もすぐ近くです。このようなところだと駅から歩いてたどり着くのはむずかしくなってきます。今回は狛江駅からオバQバスに乗ってやってきました。 さて、1枚目の写真の道路を横切る白い…

境目はどこでしょう?

1枚目の写真。左下ブロック塀には「世田谷区喜多見二丁目」、中央の電柱には「狛江市岩戸南四丁目」の住居表示板と世田谷区の通学路表示…。さて、市区境はどこでしょう? 2枚目の写真。奥の電柱には「狛江市岩戸南四丁目」、手前のフェンスには「世田谷区喜…

境目で分断された神社はあるか?

1枚目の写真は、世田谷区と狛江市の市区境です。奥の方に世田谷区の氷川神社が見えますが、市区境の道はこの神社の裏を通っています。 歩いていて疑問がわきました。境目で分断された神社はあるのでしょうか? 線路や道路で境内が分断された神社は山のように…

隣町に食い込んだ喜多見駅

国土地理院のウェブサイトで、各地の空中写真が公開されています。1948年に米軍が撮影した喜多見駅付近の写真を見ると、駅の周辺は建物と畑が半々といった感じです。このあたりの地名は世田谷区の喜多見。だから喜多見駅ということですね。 さて、1枚目の写…

きたみふれあい広場

1枚目の写真、左奥に見えるのは「谷戸橋広場」です。一方、銀色の手すりのある階段は「きたみふれあい広場」です。なぜ名称が異なるかというと、谷戸橋広場は狛江市、きたみふれあい広場は世田谷区にあるからです。ここは23区の最外周部、狛江市との市区境な…

地名ブランドで住居表示が変わってしまった事例

1枚目の写真は狛江市の風景です。この写真の右側を拡大したのが2枚目の写真です。確かに「狛江市 東野川四丁目30」と読めます。 3枚目の写真は、1枚目の写真の左側です。「成城4-33」すなわち「世田谷区 成城四丁目33」です…。「あれ? ここが狛江市というの…

境目のバス停名称

市区境を歩いていたら、世田谷区の町名を付したバス停が調布市にありました(1枚目の写真)。次のバス停は調布市の町名を付したものになっています(2枚目の写真)。●印のバス停は名称と実際にある場所がちぐはぐになっているわけですね。 この状況を見て思いま…

川世線沿線

川崎市と世田谷区を結んでいる線の近くに関するお話です。このあたり、世田谷区と調布市の境目は東西方向を向いています。1枚目の写真の右手に見えるレンガの集合住宅を市区境が貫いているわけですね。赤い矢印は調布市の境界標があるところです(2枚目の写真…

カラスのくちばし

1枚目の写真は、境界標どうしがぴったり接触して火花を散らしている状況です。ここは世田谷区と三鷹市の市区境です。まさにこの矢印の先端を境界線が通っているわけです。ここは「カラスのくちばし」の付け根です。 2枚目の写真にも境界標が見えます。手前は…

街中の空地

私が小さかった頃は日本の高度成長期でした。街中のあちらこちらに空地があり、1枚目の写真のような光景が見られました。「秘密基地だ」とか言いながら置かれている建設機材にもぐりこんだりして遊んだものです(今思えば結構危険でしたが…)。そして、その空…

京王線八幡山駅付近の越境防止柵?

世田谷区と杉並区の区境は、基本的には玉川上水付近の尾根をトレースしていますが、京王線の八幡山駅あたりは杉並区がポリープのごとく世田谷区に入り込んでいます。八幡山駅付近に何があるんだろうと思って出かけてみました。 ◇ ◇ ◇ 八幡山駅の改札口を出る…

京王線と区境

下高井戸駅付近で京王線の南側に抜けた区境(世田谷区-杉並区)は、同駅の500mほど西で京王線を斜めに突っ切っています。するとどうなるかというと、1枚目の写真のように細長い三角形の土地ができてしまいます。そして、そこには神社が…。 脇を京王線の電車が…

玉川上水と甲州街道そして下高井戸駅前

水は低いところを流れるものだという先入観があります。そういう感覚で甲州街道や京王線の周辺を歩いていると「高いところを流れている水」に出くわして、あれっと思うことがあります。玉川上水です。羽村から四谷大木戸までの43kmを1653年4月から1654年6月…

世田谷区の境目

私の「大好きな街角、風景」として、「境目」があります。(こういう好みはなかなか理解してもらえないのですが…) ↓【境目】https://me38a.hatenablog.com/entry/2018/11/15/201015 上記の投稿は世田谷区の西の方(狛江市との境目)のお話です。そこで今回は世…

東玉川小学校

世田谷区に東玉川という町名があります。多摩川の北東1~1.5km程度のところなので、まあ妥当な名称です。東玉川の北は同じく世田谷区の奥沢です。さらに、世田谷区の奥沢と東玉川は大田区の石川町と接しています。大ざっぱに書くと下記のような位置関係にな…

境目を歩くネコ

多摩川の近く、狛江市と世田谷区の境目に喜多見河原公園と称する公園があります。写真はその公園の中ですが、フェンスの上をネコが歩いています。 フェンスがちょうど両市区の境目になっていますので、ネコの左半身は狛江市、右半身は世田谷区ということにな…

境目

もともと地面は地球そのものであって誰のものでもないはずですが、人間が地球上に発生してからは人間が所有・管理していることになっているようです。その結果、たくさんの国が存在し、日本の場合だと都道府県があり、市区町村があり…ということになっていま…