A13 東京23区 -A13 20 練馬区

狭小空地

要町通り(その下を有楽町線が走っている)を歩いていたら、このようなものが目に留まりました。 写真1 管理地 東京地下鉄(東京メトロ)の土地です。有楽町線工事に際して買収する必要があったのでしょう。実質的に使えない狭さですが、厳重にフェンスで囲まれ…

正三角形の境界標

写真1 正三角形の境界標 境界標は一般的に四角形(正方形、長方形)ですが、とあるところで正三角形の境界標(道界)を見つけました。 写真2 練馬区と板橋区の区境 写真1の境界標は、黄↓印で示したところにあります。ちなみに道路の向こうは板橋区です。

駐車場の看板

とある駐車場にこんな看板が立っていました。思わず上方を見上げ、「そうだよなぁ、空が広がっている…」と納得したのでした。それと共に、空から蟻が降ってきそうな気もしました。

区境の都営アパート

中野区と練馬区の区境は富士見台駅付近で千川通り(千川上水)の北にはみ出していますが、千川通り沿いには両区にまたがる都営アパートがあります。 写真1 案内図 写真2 通路 案内図(写真1)を見ると、中野区側のアパートと練馬区側のアパートが明確に分けられ…

富士見台駅付近の区境

このあたり、中野区と練馬区の区境です。 100年ほど前の地図を参照すると畑や果樹園で、その中を村落どうしの境目が走っています。平坦な土地が広がる中、東西方向に走る水路が目立ちます。千川上水です。千川上水は玉川上水から分岐して江戸北部に水を供給…

練馬区まで30m

写真1 付近案内図 中野区の端を歩いていたら、写真1のような付近案内図がありました。現在地点を把握するために地図と町名を照合しながら歩くことにしていますので、ちょうどよいと思いながら立ち止まったのですが、妙な表示に目が留まりました。 写真2 付近…

区境で途絶える道路

写真1 歩道 写真2 ブロック塀 まず写真1,2をご覧ください。どこが区境か申すまでもないと思います。スパッと分断された歩道、そしてその延長線上にまっすぐ続くブロック塀。左側が中野区、右側が練馬区です。 写真3 区境で途絶える道路 写真4 細い道路から見…

中野区と練馬区の境目の路地

今回は中野区と練馬区の間の路地です。 ●第一区間別に公式に定められているわけではないのですが、便宜上3つの区間に分けます。 写真1 第一区間北口遠景 写真2 北口 ごく普通の道路(しかしすでに区境)を進みます。第一区間の北口です。中野区(右)の家の表札…

区境の原風景

何だかよくわからないタイトルを付してしまいましたが、いかにも区境らしい風景を掲載します。ここ数回、長い説明の記事が連続しましたので、今回は説明を最小限にします。中野区と練馬区の区境風景をお楽しみください。 写真1 区境につき、止まれ 写真2 中…

区画整理に伴う区境跡

世の中には、線路が消えたあとの線路跡(廃線)、道路が消えたあとの道路跡(廃道)などをたどる趣味分野があります。それと似たような話で、境目が消えたあとの境目跡をたどるという分野もあります。一般的に「○○跡」趣味者は「○○」趣味者よりも少ないものです…

とくでん 徳田 徳殿

中野区と練馬区の区境になっている江古田川をさかのぼっていくと、下徳田(とくでん)橋の交差点に出ます。下徳田橋交差点より上流の江古田川は暗渠になり、遊歩道として歩けるようになっています。区境そのものを歩けるわけで、私としてはたいへんありがたく…

江古田 えごた えこだ

江古田をどう読むかはあちこちで取上げられていますが、大ざっぱに「中野区:えごた 練馬区:えこだ」となっており、下記の経緯があるようです。 (1)現在の中野区に江戸時代以前から江古田(えごた)という地名があった。 (2)1922年に武蔵野鉄道(現在の西武池…

ここから中野区

地図をよく見ると、意外な区どうしが接していたりするものです。中野区は新宿区の西側で、その他三方を渋谷区、杉並区、練馬区に囲まれている…という程度の認識だったのですが、実は豊島区とも接していました。豊島区との区境長さは約100m。 ということで、…

善福寺池周囲の区境(後編)

東京西部の武蔵野台地は東京湾に向かって緩やかに下り勾配となっており、途中に地下水が湧きだしているところが何か所かあります。そのひとつが善福寺池で、善福寺川の水源となっています。 前編で、明治時代の村の境目が現在の区境になっている旨記しました…

善福寺池周囲の区境(前編)

善福寺池付近の区境(杉並区-練馬区)は、池を中心とした半径3~400mの半円形です。明治時代の地図と比較すると、井荻村と石神井村の境目がほぼそのまま現在の区境になっていることがわかります。 現地は池を中心としてすり鉢状の地形になっており、おそらく生…

上井草の早大グラウンド

ここは早稲田大学ラグビー部本拠地のようですが、私にとって重要なのは、グラウンドのど真ん中を杉並区と練馬区の区境が突っ切っていることです。 なぜど真ん中を区境が突っ切っているかというと、もともとここに境目の細い道があり、あとからこの道をつぶし…

区境にある集合住宅

それほど珍しい話ではありませんが、区境にまたがって集合住宅が建設されていることがあります。 添付写真は、杉並区(南側)と練馬区(北側)にまたがっている物件です。出入口は杉並区に設けられているので、住居表示上は「杉並区」となっていますが、実は面積…

区境の道路接続部

東京23区(特別区)は「市」に近い機能・権限を持っており、道路整備に関しては都と特別区が共同で計画を練るようです。しかし、比較的細い道に関しては両区の主張がぶつかり合ったまま…という感じの場所が多く存在します。 写真はその一例です。杉並区から練…