2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1.はじめに 1950年代後半から1980年代初頭までの四半世紀に登場した、いわゆる「国鉄新性能電車」に関する記事です。今回は電車用パンタグラフの上げ下げに関する内容です。 2.バネで上げて空気で下げる 国鉄新性能電車の標準的なパンタグラフは、バネの力で…
1.はじめに 東京メトロ東西線は東陽町駅の東まで永代通の下を走っています。この先には南砂町駅があり、南砂町駅を出ると東西線は地上に顔を出します。地上に顔を出すあたりは真東ではなく若干南に向かっていますので、東に向かいながら南砂町駅付近で「右に…
1.はじめに 地下鉄の営業路線に関しては、多少その経路が違うことはあっても地図に記載されています。しかし、非営業用である車庫線に関しては、記載されていない地図さえあります。東京メトロ東西線の深川車庫線は、どこを走っているのでしょうか? 2.深川…
1.はじめに 東京メトロ東西線は都心から東に向かって基本的に永代通の下を走っています。永代通は永代橋で隅田川を渡ります。しかし東西線は永代橋の下は走らず、その脇を走っています。ちなみにほとんどの地図は「東西線は永代橋の下を走っている」という表…
1.はじめに 一般的に地下鉄は民有地の用地買収を減らすため、道路の真下に建設されます。ところが、東京メトロ東西線の竹橋駅から大手町駅まではそのほとんどがお濠の水の下に建設されています。これには内堀通と永代通が関係しています。 2.走行可能な経路…
1.はじめに パレスサイドビル(毎日新聞)の前の地下には、東京メトロ東西線の竹橋駅があります。プラットホームに立って柱と柱の間を見るとずいぶん歪みがあることに気づきます。これは、竹橋駅がケーソン工法で建設されたことと関係があります。 2.竹橋駅は…
1.はじめに 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。 東西線は、パレスサイドビル前の内堀通地下に建設された竹橋駅に滑り込みます。この駅にも毎度おなじみの換気口がありますが、今回は窒息してしまった物件に関するお話です。 2.…
1.はじめに 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。 東西線の都心付近、九段下交差点から大手町交差点までは曲線の関係でかなりの距離に渡ってお濠の中を走ることを強いられています。今回は、陸に上ったあとパレスサイドビル(毎日…
1.はじめに 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。 東西線は、都心付近…九段下交差点から大手町交差点までは、基本的に内堀通の下を走っています。しかし、曲線の関係でかなりの距離に渡ってお濠の中を走ることを強いられています…
1.はじめに 神楽坂のちょっと奥まったところにフランス料理「La Tourelle(ラ・トゥーエル)」はあります。決してわかりやすい場所とは言えず、地図見ることなしにたどり着くのはちょっとむずかしいかもしれません。しかし写真でおわかりの通り、とても素敵な…
1.はじめに 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。今回はまさに「どのようなところを走っているか」という内容です。 2.神楽坂駅東側の民有地地下通過経路 写真1 工事中の空中写真(1963年6月) 写真2 近年の空中写真(2017年8月) 写…
1.はじめに 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。 東西線の都心から西側は基本的に早稲田通の下を走っていますが、途中何か所か民有地の地下を走る区間があります。今回は神楽坂駅東側の民有地地下通過区間に関してです。ちなみ…
「あ、このブログだ!」と直感的にわかるようにするには配色が大切かなと思い、ちょっと大げさかもしれませんがシンボルカラーを設定しました。多くの方々は写真をヘッダに設定していらっしゃるので、それとは異なる様式にした方がわかりやすいかなという気…
1.はじめに 写真1 工事中の空中写真(1963年6月) 写真2 近年の空中写真(2017年8月) 写真3 牛込天神町交差点(写真2の拡大) 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。 前回に続き、クランク状(きついS字曲線)になっている牛込天神町交差…
1.はじめに 「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。 東西線は、中野駅を出発してから飯田橋駅まで、主として早稲田通の下を走っています。高田馬場駅から早稲田駅を経由して神楽坂駅までは、早稲田通から大きく外れるところはあり…