A13 東京23区 -A13 15 杉並区

「薄い建物」詳細

以前ご紹介した「薄い建物」をもう一度確認しに行きました。 写真1 先端部 写真2 遠景 平面形状は、先端を切り落とした細長~い三角形です(写真1参照)。広い道路に面した壁面には茶色いタイルが貼られています(写真2参照)。 写真3 最厚部 写真4 最厚部(裏通…

渋谷区、中野区、杉並区

写真1 三重点 渋谷区、中野区、杉並区の区境で、いわゆる三重点です。下記のように境目を接しています。 杉並区 | 中野区 ____⊥____ 渋谷区 杉並区・中野区と渋谷区の区境は道路の中央付近だと思いますが、はっきりわかりません。 写真2 杉並区と中…

区境の雑草

中野区と杉並区の区境です。ごみ箱は中野区、ブロック塀は杉並区になります。中野区側の道路は側溝が設けられていますが、区境を越えると途端に道路の構造が変わってしまいます。杉並区側のホーロー製町名標がなかなか味わい深いですね。 雑草は区境など気に…

スタート地点

神田川の脇に立つ名称標です。しかし、川の名称よりもここが区境であることの方が目立っているようです。 スタート地点というのは散歩コースの起点ということだと思いますが、散歩する人が「区境がスタート地点」という意識を持つかどうか…。 スズメが中野区…

薄い建物

方南町某所です。とにかく薄くて驚きました。手前は厚さ1m弱です。航空写真で奥の厚さも確認しましたが、3~4mです。間取りがどうなっているか気になります。

区境に自転車を放置すると?

写真1 区境(杉並区境界標) 杉並区の境界標だけが埋め込まれていますが、この境界標の矢印「→」のすぐ右は中野区だろうと思います。中野区側が不必要な衝突を避けようとして、中野区の境界標を設置しなかったのではないかと推測しています。 写真2 区境 視線…

区境の塀のゆがみ

中野区と杉並区の区境です。おそらく赤い矢印↑が区境なのだろうと思いますが、そうなると杉並区側ブロック塀の基礎が中野区に食い込んでいることになります。どういう経緯でこうなったんでしょうね。中野区側タイル貼りの塀の形状が、両者間の複雑な事情を物…

区境の歩道ブロック舗装

中野区と杉並区にまたがるように集合住宅が建っています。その前(足元)に道路があり、歩道がブロック舗装されています。写真にその状況を示しますが、境界標(中野区)だけでは物足りないのか、コンクリートブロックを一列に入れて区境を明確化しています。 せ…

和田

色の対比とブロック塀の段差、まさにここが区境なのでしょう。美しい光景です。 中野区側の「本町」はいかにも地名という感じで、実際、日本中に数多く存在します。人名として使われることはかなり珍しく、全国で100名程度しかいらっしゃらないようです。 一…

区境の柵

さて、今回は正真正銘、「区境の柵」です。 写真1 区境の柵 杉並区(手前)から中野区(奥)に向かって歩くと、道路のど真ん中に柵があります。区境です。 写真2 柵 杉並区側から見た柵です。見事に通せんぼしています。 写真3 柵 中野区側から見ると、「私道の…

区境のポール

いろいろと事情があるんだろうと思います。単なる偶然なのかもしれません。しかし、そこに意味や意思を感じてしまうのです。 写真1 区境とポール 道路左側の白い扉、道路右側の電柱、両者を結ぶ直線の数10cm奥が区境です。手前が中野区、奥が杉並区になりま…

区境の段差

写真1 区境の階段道路 左の低いところは中野区、階段から右は杉並区です。奥から手前に一直線に区境が続いています。100年前の地図を見ると、驚いたことにこの一直線の道も、境目もすでに存在しています。左は妙正寺川に向かって徐々に低くなっていますが、…

強調より協調した方が良いのでは…

写真1 妙正寺川南側の階段と坂道 妙正寺川の南に、階段と坂道が並んでいる道があります。間は写真1のごとく水色の柵で仕切られています。 写真2 区境 この階段・坂道を降りると、杉並区(左奥)と中野区(右手前)の区境です。「2本のポールが立っている」「川沿…

現在は「杉並区まで10m」だが…

以前「練馬区まで30m」というお話をしましたが、今度は「杉並区まで10m」です。 https://me38a.hatenablog.com/entry/2018/12/01/172928 写真1 案内標(中野区) 見れば見るほど「何の意味があるんだろう」と思ってしまう表示です。もちろん私としてはありがた…

杉並区、世田谷区、三鷹市の境目

杉並区の矩形突出部にスポンとはまっている学校の話を以前しましたが、今回は堂々と杉並区&三鷹市にまたがっている学校の例です。 写真1は境目を渡る空中廊下です。中を歩いている人がいます。ちょうど今、境目を通過したところでしょうか。美しい光景です…

杉並区と三鷹市の境目さまざま

写真1は、杉並区の民家の真新しいコンクリート階段が三鷹市の大谷石にぴったりと接している様子です。大谷石は鉛直ではなく若干斜めに積み上げるものですが(道路に面している法面は若干斜めになっていますが)、杉並区との境目は鉛直に切り立っているように見…

タイル貼りの階段がある境目

境目は多くの場合「街外れ」という雰囲気のところが多く、その結果比較的殺風景になりがちなのですが、今回の境目はなかなか素敵です。タイル貼りの階段、井の頭線の踏切…。 神田川沿いの「この先行き止まり」は、いかにも…という感じですが。

杉並区西端の形の謎

境目を歩いていると「なぜこんな形なんだろう?」と不思議に思うことがあります。 23区と多摩地区の境目を南下してくると立教女学院の北東角近くにぶつかります。境目は立教女学院の敷地を突っ切り、三鷹台駅付近で井の頭線と交差し、神田川まで南下したとこ…

23区と多摩地区の境目

ごくありふれた2枚の街の風景ですが、ここが都内(23区)と多摩地区の境目です。写真1から写真2までほぼ一直線で約1.3kmあります。 今から100年ほど昔の地図を調べてみました。このあたり、五日市街道沿いに短冊状の桑畑や果樹園が続いていたことがわかります…

善福寺池周囲の区境(後編)

東京西部の武蔵野台地は東京湾に向かって緩やかに下り勾配となっており、途中に地下水が湧きだしているところが何か所かあります。そのひとつが善福寺池で、善福寺川の水源となっています。 前編で、明治時代の村の境目が現在の区境になっている旨記しました…

善福寺池周囲の区境(前編)

善福寺池付近の区境(杉並区-練馬区)は、池を中心とした半径3~400mの半円形です。明治時代の地図と比較すると、井荻村と石神井村の境目がほぼそのまま現在の区境になっていることがわかります。 現地は池を中心としてすり鉢状の地形になっており、おそらく生…

上井草の早大グラウンド

ここは早稲田大学ラグビー部本拠地のようですが、私にとって重要なのは、グラウンドのど真ん中を杉並区と練馬区の区境が突っ切っていることです。 なぜど真ん中を区境が突っ切っているかというと、もともとここに境目の細い道があり、あとからこの道をつぶし…

区境にある集合住宅

それほど珍しい話ではありませんが、区境にまたがって集合住宅が建設されていることがあります。 添付写真は、杉並区(南側)と練馬区(北側)にまたがっている物件です。出入口は杉並区に設けられているので、住居表示上は「杉並区」となっていますが、実は面積…

区境の道路接続部

東京23区(特別区)は「市」に近い機能・権限を持っており、道路整備に関しては都と特別区が共同で計画を練るようです。しかし、比較的細い道に関しては両区の主張がぶつかり合ったまま…という感じの場所が多く存在します。 写真はその一例です。杉並区から練…

発車後のバスへの駆け込み乗車…

街を歩いているといろいろおもしろいものがあるのですが、某駅前のバス停に写真のような表示がありました。 しかし…どのような状態のことなんでしょう? 発車したバスのドアの外側のわずかなステップに脚をひっかけて乗る? しがみつき乗車という感じですね…

ネコ型監視カメラ

近年、防犯のためカメラがあちらこちらに設置されています。 このカメラには不審者追跡機能が搭載されているようです。

街中の空地

私が小さかった頃は日本の高度成長期でした。街中のあちらこちらに空地があり、1枚目の写真のような光景が見られました。「秘密基地だ」とか言いながら置かれている建設機材にもぐりこんだりして遊んだものです(今思えば結構危険でしたが…)。そして、その空…

京王線八幡山駅付近の越境防止柵?

世田谷区と杉並区の区境は、基本的には玉川上水付近の尾根をトレースしていますが、京王線の八幡山駅あたりは杉並区がポリープのごとく世田谷区に入り込んでいます。八幡山駅付近に何があるんだろうと思って出かけてみました。 ◇ ◇ ◇ 八幡山駅の改札口を出る…

京王線と区境

下高井戸駅付近で京王線の南側に抜けた区境(世田谷区-杉並区)は、同駅の500mほど西で京王線を斜めに突っ切っています。するとどうなるかというと、1枚目の写真のように細長い三角形の土地ができてしまいます。そして、そこには神社が…。 脇を京王線の電車が…

玉川上水と甲州街道そして下高井戸駅前

水は低いところを流れるものだという先入観があります。そういう感覚で甲州街道や京王線の周辺を歩いていると「高いところを流れている水」に出くわして、あれっと思うことがあります。玉川上水です。羽村から四谷大木戸までの43kmを1653年4月から1654年6月…