2021-01-01から1年間の記事一覧

PC廃棄時のデータ消去法

8年ほど前に購入したノートPCが手元にあります。かなり古くて「いつHDD(ハードディスク装置)が壊れても不思議はないな」という感じなので、デスクトップPCを購入してこちらを常用しています。 上記の古いPCですが、測定してみたら本体だけで2.3kgもあり、持…

三田線から思う都営・メトロ一元化

今回は都営地下鉄三田線の開業年に関して、そして東京メトロ南北線との関係から思うことに関してです。 図1 三田線の開業年 図2 南北線の開業年 三田線はおおざっぱに、高島平方面から目黒駅に向かって建設が進みました。ただし、起点は目黒駅です。長いこと…

東京オリンピックの頃に終点から建設された浅草線

「東京メトロ9路線の開業年」が終わったので、次は都営地下鉄浅草線に関してです。 図1 開業年と駅番号 浅草線の起点は西馬込駅です。浅草駅から建設が進んだこともあって何となく浅草が起点のように感じますが、そうではありません。駅番号も西馬込駅から始…

東京メトロ 副都心線と有楽町線

東京メトロ副都心線と有楽町線の開業年をまとめてみました。 図1 副都心線A線B線と開業年と駅番号 図1を見て「駅番号F01~F05がY01~Y05になっていて、路線の色も違う!」と思った方も多いことでしょう。しかし、副都心線として固有の線路を有するのは小竹向…

「▲地上」…存在の意味が薄い駅出口案内

多くの場合、地下から地上の風景は見えません。したがって、地下駅の出口案内は重要です。「多くの場合」と断ったのは、例えば六本木一丁目駅のように出口付近を広く掘り下げて太陽光を取り入れ、外部の状況もよく見えるようにしてある駅があるからです。 写…

千代田線の開業年と北綾瀬支線のA線B線

1.北綾瀬支線に関する疑問 今回は、東京メトロ千代田線の開業年をまとめてみました。 図1 A線B線と開業年と駅番号 図1は千代田線のA線B線の方向と開業年をまとめたものです。基本的に北千住駅から代々木上原駅に向かって建設が進んでおり、A線もその方向です…

終点から建設された南北線

今回は、東京メトロ南北線に関してです。 図1 A線B線と開業年と駅番号 南北線の起点は目黒駅です。また、駅番号も目黒駅から始まっています。駅番号は起点や終点とは関係なく「南から北へ」付すことになっており、起点→終点の方向と一致しています。 ところ…

半蔵門の前を通っていない半蔵門線の開業年

手元の資料から、東京メトロ半蔵門線の開業年をまとめてみました。 図1 A線B線と開業年と駅番号 図1は半蔵門線の全駅と開業年を並べたものですが、14駅しかありません。営業キロは16.8kmですから、平均駅間距離は16.8km÷13=1.3kmです。地下鉄にしては駅間…

千葉メトロにならなくてよかった東西線

今回は東京メトロ東西線の開業年をまとめてみました。 図1 A線B線と開業年と駅番号 相互直通運転する駅付近の建設が手間取るのはどの線区も同様で、東西線も中野駅が起点となっていますが、最初に開業したのは高田馬場駅から九段下駅まででした。その後中野…

日比谷線と東京オリンピックと地上時代の北千住駅

今度は東京メトロ日比谷線の開業年をまとめてみました。 図1 A線B線と開業年と駅番号 日比谷線の起点は北千住駅ですが、最初に開業したのは南千住駅-仲御徒町駅間でした。その後おおざっぱに北から南へ開業していった感じですが、全線がつながったのは1964年…

銀座線の開業年と萬世橋駅

手元の資料から、今度は東京メトロ銀座線の開業年をまとめてみました。 図1 A線B線と開業年と駅番号 図1のいちばん上は、銀座線の起点である浅草駅です。銀座線は東京地下鉄道が浅草駅から新橋駅まで開業させ、その後新橋駅から渋谷駅までを東京高速鉄道が開…

丸ノ内線の開業年と駅番号

手元の資料から、東京メトロ丸ノ内線の開業年をまとめてみました。 図1 A線B線と開業年と駅番号 図1のいちばん上は、丸ノ内線の起点である池袋駅です。丸ノ内線の場合はきれいに起点から終点方向に向かって建設が進んだことがわかります。なんとなく「方南町…

LED電球を分解してみた

7年ほど使用したLED(発光ダイオード)電球が最近ちらつくようになり、とうとう消灯してしまいました。電源を切って入れ直したら再度点灯しましたが、どうも不安定です。 もともと家庭のAC100Vは結構電圧変動しています。LED素子は白熱電球と異なり、その電圧…

鹿島鉄道キハ430の排障器?

地方私鉄の車両を見ていると、国鉄やJRの車両とは異なり、個性的な部分があるものです。 写真1 鹿島鉄道キハ430 写真2 鹿島鉄道キハ430 写真1と写真2はいずれも同じ車両の両端ですが、左右の車輪前方に円弧を描く板状の部品が取付けられています。それ単体だ…

東武鉄道キハ2000の上部固定窓周囲は凹んでいたというお話

東武鉄道キハ2000と鹿島鉄道キハ430(加越能鉄道キハ120として新製)は兄弟でしたが、窓の構造が独特でした。 写真1 東武鉄道キハ2000 写真2 東武鉄道キハ2000 写真3 鹿島鉄道キハ430 写真4 鹿島鉄道キハ430 新製当初、いずれの車両も上部がHゴムによるガラス…

違法駐車はすることがあります

これって、ほとんど開き直りなのか…と思ったりします。 写真1 道路脇の看板 「めいわく駐車はやめよう」…なるほど、そうですね。 「違法駐車はすることがあります」…えっ、「違法駐車」は「めいわく駐車」じゃないんですか? ◇ ◇ ◇ 写真1は、拡大すると「移動…

東武鉄道キハ2000の屋根上は通風器だらけだったお話

東武鉄道は電化された鉄道ですが、1980年代までは非電化路線がありました。そこで働いていたのは3両のキハ2000でした。 東武の気動車 さて、キハ2000は鹿島鉄道キハ430の兄ですが、屋根上を見ると結構差異があります。 写真1 鹿島鉄道キハ430 写真2 東武鉄道…

ネコさんと中央線の相似性

とあるところを散歩していたら、ネコさんが側溝の中を行き来していました。 写真1 側溝の中のネコさん 写真2 側溝の中を行き来するネコさん 写真1は溝の中にいる状況を示していますが、写真2に至ってはトンネルの中も行き来しています。この様子を見ていて、…

窓が小さくなった理由は?

鹿島鉄道キハ430形キハ431とキハ432は加越能鉄道キハ120形のキハ125とキハ126として1957年に新製されましたが、加越能鉄道加越線が1972年に廃止になると職を失いました。幸い翌年、関東鉄道にキハ430として再就職でき、その後関東鉄道から鹿島鉄道が分離して…

とまれ

「止まれ」という道路標識は至るところにありますが、とある場所を歩いていたら、実に味わい深い「とまれ」を見つけました。 写真1 とまれ 手書きの決してうまいとは言えない文字ですが、クルマにはねられてほしくないという気持ちが強く感じられます。左の…

写真修正手順

ブログに使用している写真は40年近く前に撮影したものです。これをデジタル化して材料としているわけですが、傾いたり、構図が悪かったり、黒くつぶれていたり…という状況で、そのままではとても使い物になりません。 しかし、いったんデジタル化してしまえ…

放置禁止

あるところを歩いていたら、電柱の根元に興味深いものがありました。 写真1 電柱の根元 写真2 拡大 写真1および写真2がその状態です。電柱の根元に、とげがいっぱい突出している黒い網状の物が巻き付けられています。よく見ると花柄だったりしますが、決して…

GPSと自動ブレーキ

鹿島鉄道キハ600は鉄道省キハ42000形として産まれましたが、当初のブレーキはGPS式でした。ちなみにGPSの意味は下記です。 G:ガソリン動車用 P:自動空気ブレーキに用いている制御弁の形式 S:直通空気ブレーキ つまり「P制御弁を用いた自動空気ブレーキに…

不思議な滑り台

写真1 滑り台 写真1は、滑り台です。ちょっと見るとどこにでもありそうな形に思われます。しかし、よく見ると滑り台の下に滑り台のようなものがありますが、その左側には登るところがあるような無いような…。 写真2 滑り台? 写真2は反対側に回って見た状態…

丸々としたもので息抜き

某鉄道の車両に関してまとめていますが、思いのほかページ数が増えてしまい、結構たいへんでした。これから推敲に入る段階です。 息抜きに某公園に出かけたところ、ネコさんがいたので被写体になっていただきました。 写真1 二人のネコさん 写真2 二人のネコ…

続・鹿島鉄道キハ600のジャンパ連結器

鹿島鉄道のキハ600形のジャンパ連結器(車両の制御回路引通し線を接続するためのもの)に関して以前記しましたが、これに関してもうひとつ気になる点があります。 鹿島鉄道キハ600のジャンパ連結器 写真1 キハ551のジャンパ連結器 写真2 キハ614のジャンパ連結…

続・キハ600諸元表の内容確認

鹿島鉄道キハ600形諸元表確認の続きです。 表1 諸元表 表2 形式と車番の変遷 1.液体変速機 諸元表によるとキハ600形の液体変速機はDF115です。ところが、キハ600形に改造する前の関東鉄道キハ42500形キハ42503とキハ42504(それぞれ1968年と1967年の改造以降)…

キハ600諸元表の内容確認

諸元表とは、ある装置の概略を表にまとめたものです。鉄道車両に関しても形式ごとあるいは車両ごとに諸元表がありますが、これに記載された数値が結構ばらついているのです。今回は鹿島鉄道キハ600形に関して諸元表の中身を確認してみます。 表1 諸元表 1.自…

キハ600はキハ610より面長だったというお話

鹿島鉄道キハ600形と関東鉄道キハ610形はいずれも鉄道省キハ42000形として産まれたことを前回記しました。厳密なことを申すとキハ610形キハ611だけは国鉄キハ42500形として産まれましたが、車体形状は同じです。 図1 鉄道省キハ42000形 さて、キハ600形は両…

鹿島鉄道キハ600屋根上排気の謎

鹿島鉄道キハ600形に関して不思議に思うことがあります。屋根上排気なのです。 写真1 キハ602 写真2 キハ602排気管屋根上開口部 写真1はキハ600形キハ602です。左奥にディーゼル機関がありますが、排気は客室中央扉付近床下の消音器を経由して右前方の乗務員…