東京メトロ 副都心線と有楽町線

 東京メトロ副都心線有楽町線の開業年をまとめてみました。

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図1 副都心線A線B線と開業年と駅番号

 図1を見て「駅番号F01~F05がY01~Y05になっていて、路線の色も違う!」と思った方も多いことでしょう。しかし、副都心線として固有の線路を有するのは小竹向原駅から渋谷駅までであり、和光市駅から小竹向原駅の手前までは有楽町線そのものです。図1のように記すのが素直かなと思います。

 

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図2 有楽線A線B線と開業年と駅番号

 図2に有楽町線の開業年を示します。小竹向原駅から池袋駅まではトンネルが2段積になっていて、上段が有楽町線、下段が副都心線です。副都心線が渋谷駅まで開業するまでの間、下段は有楽町線新線と称していました。

 

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写真3 和光市駅

 写真3は和光市駅ですが、有楽町線副都心線の2色が記され、駅番号Y01とF01が併記されています。しかし実態は同じ線路で同じ駅です。

 隣の駅からちかてつになりますということで「地下鉄成増」にした…わけではありませんが、地下にもぐります。

 

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写真4 氷川台駅

 写真4は小竹向原駅のひとつ手前の氷川台駅です。ここもY05とF05が併記されていますが、別の線路を走っているわけではありません。

 
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 和光市駅から氷川台駅までは同じ線路でありながらふたつの路線名になっているわけで、わかりやすいと思うかわかりにくいと思うか、意見の分かれるところだとは思います。電車に乗る時は「どこ行きか」しか気にしませんが…。

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ちかてつ
さかてつでした…