A14 東京圏の市

街区表示板の色と表示内容

先日某所へ出かけた際、ローズピンクの街区表示板を見かけました(1枚目の写真)。街区表示板というと紺色が多いように思っていたので、ローズピンクは新鮮に感じられました。 それでは現実に何色が多いのだろうかと思い、都内23区すべてとその周辺市域に関し…

鎌ヶ谷大仏

鉄道連隊の線路跡ばかりたどっているのも飽きたので、ちょっと寄り道しました。新京成電鉄の駅名になっていますし、どんなものなのか見ておこうと思ったのです。 電車を降りて案内看板に従って歩いていったらすぐに見つかりました(写真1)。「をを、すげぇ…、…

イオンレイクタウン

日本最大のショッピングセンターだそうです。 武蔵野線の越谷レイクタウン駅北東に広がるイオンレイクタウン。店舗面積245,223m2…と言われても全然ピンとこないのですが、店舗が正方形と仮定すると一辺の長さ495m(=√245,223m2)となります。「約500m四方すべ…

杉並区、世田谷区、三鷹市の境目

杉並区の矩形突出部にスポンとはまっている学校の話を以前しましたが、今回は堂々と杉並区&三鷹市にまたがっている学校の例です。 写真1は境目を渡る空中廊下です。中を歩いている人がいます。ちょうど今、境目を通過したところでしょうか。美しい光景です…

杉並区と三鷹市の境目さまざま

写真1は、杉並区の民家の真新しいコンクリート階段が三鷹市の大谷石にぴったりと接している様子です。大谷石は鉛直ではなく若干斜めに積み上げるものですが(道路に面している法面は若干斜めになっていますが)、杉並区との境目は鉛直に切り立っているように見…

タイル貼りの階段がある境目

境目は多くの場合「街外れ」という雰囲気のところが多く、その結果比較的殺風景になりがちなのですが、今回の境目はなかなか素敵です。タイル貼りの階段、井の頭線の踏切…。 神田川沿いの「この先行き止まり」は、いかにも…という感じですが。

杉並区西端の形の謎

境目を歩いていると「なぜこんな形なんだろう?」と不思議に思うことがあります。 23区と多摩地区の境目を南下してくると立教女学院の北東角近くにぶつかります。境目は立教女学院の敷地を突っ切り、三鷹台駅付近で井の頭線と交差し、神田川まで南下したとこ…

23区と多摩地区の境目

ごくありふれた2枚の街の風景ですが、ここが都内(23区)と多摩地区の境目です。写真1から写真2までほぼ一直線で約1.3kmあります。 今から100年ほど昔の地図を調べてみました。このあたり、五日市街道沿いに短冊状の桑畑や果樹園が続いていたことがわかります…

都県境未確定地域

写真1がこの地域の全景です。江戸川に放水路を設けた際に旧江戸川の流れを少し西(東京都側)に移したため、「昔の川の中央が都県境だ」「現在の川の中央が都県境だ」ともめている地域です。ただしこのあたりは国の施設(河川事務所)なので実害はないようで、半…

お隣さんは別の市区

世田谷区の境目をたどって、多摩川の近くまで来ました。神奈川県との境目もすぐ近くです。このようなところだと駅から歩いてたどり着くのはむずかしくなってきます。今回は狛江駅からオバQバスに乗ってやってきました。 さて、1枚目の写真の道路を横切る白い…

境目はどこでしょう?

1枚目の写真。左下ブロック塀には「世田谷区喜多見二丁目」、中央の電柱には「狛江市岩戸南四丁目」の住居表示板と世田谷区の通学路表示…。さて、市区境はどこでしょう? 2枚目の写真。奥の電柱には「狛江市岩戸南四丁目」、手前のフェンスには「世田谷区喜…

境目で分断された神社はあるか?

1枚目の写真は、世田谷区と狛江市の市区境です。奥の方に世田谷区の氷川神社が見えますが、市区境の道はこの神社の裏を通っています。 歩いていて疑問がわきました。境目で分断された神社はあるのでしょうか? 線路や道路で境内が分断された神社は山のように…

隣町に食い込んだ喜多見駅

国土地理院のウェブサイトで、各地の空中写真が公開されています。1948年に米軍が撮影した喜多見駅付近の写真を見ると、駅の周辺は建物と畑が半々といった感じです。このあたりの地名は世田谷区の喜多見。だから喜多見駅ということですね。 さて、1枚目の写…

きたみふれあい広場

1枚目の写真、左奥に見えるのは「谷戸橋広場」です。一方、銀色の手すりのある階段は「きたみふれあい広場」です。なぜ名称が異なるかというと、谷戸橋広場は狛江市、きたみふれあい広場は世田谷区にあるからです。ここは23区の最外周部、狛江市との市区境な…

都県境のフェンス

東京外かく環状道路と一般国道298号線は、千葉県と埼玉県の間でわずか900mほど東京都を通ります。千葉県との境目は江戸川なので都県境上を歩くことはできませんが、埼玉県とは地続きなので歩いて都県境を行き来できます。 1枚目の写真が都県境です。画面中央…

地名ブランドで住居表示が変わってしまった事例

1枚目の写真は狛江市の風景です。この写真の右側を拡大したのが2枚目の写真です。確かに「狛江市 東野川四丁目30」と読めます。 3枚目の写真は、1枚目の写真の左側です。「成城4-33」すなわち「世田谷区 成城四丁目33」です…。「あれ? ここが狛江市というの…

境目のバス停名称

市区境を歩いていたら、世田谷区の町名を付したバス停が調布市にありました(1枚目の写真)。次のバス停は調布市の町名を付したものになっています(2枚目の写真)。●印のバス停は名称と実際にある場所がちぐはぐになっているわけですね。 この状況を見て思いま…

川世線沿線

川崎市と世田谷区を結んでいる線の近くに関するお話です。このあたり、世田谷区と調布市の境目は東西方向を向いています。1枚目の写真の右手に見えるレンガの集合住宅を市区境が貫いているわけですね。赤い矢印は調布市の境界標があるところです(2枚目の写真…

カラスのくちばし

1枚目の写真は、境界標どうしがぴったり接触して火花を散らしている状況です。ここは世田谷区と三鷹市の市区境です。まさにこの矢印の先端を境界線が通っているわけです。ここは「カラスのくちばし」の付け根です。 2枚目の写真にも境界標が見えます。手前は…

街中の空地

私が小さかった頃は日本の高度成長期でした。街中のあちらこちらに空地があり、1枚目の写真のような光景が見られました。「秘密基地だ」とか言いながら置かれている建設機材にもぐりこんだりして遊んだものです(今思えば結構危険でしたが…)。そして、その空…

水元公園の所在地は?

1枚目の写真、とても広々とした風景です。どこまでも続く…といった感じです。 2枚目の写真、霧が出たらとても幻想的でしょうね。 3枚目の写真、奥の橋のデザインをちょっと変えると中国の庭園のような雰囲気です。 …種明かしですが、いずれも都立水元公園で…

足立区鹿浜

「赤23」というバス系統があります。赤羽駅(北区)と西新井駅(足立区)を結ぶバスですが、川口市(埼玉県)を経由します。東京都→埼玉県→東京都と走るわけですね。23区内は前払い均一運賃ですが、途中その範囲からはみ出しますので料金箱には複雑な運賃が記載さ…

境目を歩くネコ

多摩川の近く、狛江市と世田谷区の境目に喜多見河原公園と称する公園があります。写真はその公園の中ですが、フェンスの上をネコが歩いています。 フェンスがちょうど両市区の境目になっていますので、ネコの左半身は狛江市、右半身は世田谷区ということにな…

境目

もともと地面は地球そのものであって誰のものでもないはずですが、人間が地球上に発生してからは人間が所有・管理していることになっているようです。その結果、たくさんの国が存在し、日本の場合だと都道府県があり、市区町村があり…ということになっていま…

残された階段

東京圏郊外のとある住宅街を歩いていたら、不思議な光景が目に留まりました。階段の上に単身者用アパート(8部屋)が建てられているのですが、登ることができないのです(1枚目と2枚目の写真参照)。 実は、坂道の上の方に新しく入口を設けたので、もともとあっ…