杉並区西端の形の謎

境目を歩いていると「なぜこんな形なんだろう?」と不思議に思うことがあります。

 

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23区と多摩地区の境目を南下してくると立教女学院の北東角近くにぶつかります。境目は立教女学院の敷地を突っ切り、三鷹台駅付近で井の頭線と交差し、神田川まで南下したところで「三鷹市武蔵野市との三重点」に…なりそうですが、そうはなっていません。境目は立教女学院の敷地を突っ切らずに、3辺(北→西→南)をぐるりと迂回しています。

「もともと敷地内を突っ切っていた境目を、立教女学院自治体と交渉して脇にどけたのかもしれない。」と思い、昔の地図を調べてみると…

なんと、立教女学院がここに引越してくる前から(まだ畑だった頃から)境目は3辺を迂回していました。立教女学院は、もともと存在していた杉並区西端突出部にスポンとはまり込んだだけのお話でした。

なぜ、杉並区の西端はこんな形なのか…謎は解けていません。