「赤23」というバス系統があります。赤羽駅(北区)と西新井駅(足立区)を結ぶバスですが、川口市(埼玉県)を経由します。東京都→埼玉県→東京都と走るわけですね。23区内は前払い均一運賃ですが、途中その範囲からはみ出しますので料金箱には複雑な運賃が記載されています(1枚目の写真)。現金の場合は降りるバス停を申告してから支払うんでしょうね、きっと。
西新井駅から乗ったバスがぶぅ…と走り去ると(2枚目の写真)、何とも間の抜けた風景が広がります。「ここは本当に東京23区内ですか?」という感じです。
さて、お目当ては3~4枚目の写真です。赤い一点鎖線が見えませんか? 見えませんね。でも、歩道と車道を隔てるガードレールが途中で変わっているのはわかりますね。さらに車道状態が明確に異なっています。
そして上を見ると(5枚目の写真)、おぉ。
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【境目】https://me38a.hatenablog.com/entry/2018/11/15/201015
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「同じ都の中であっても市区境にこんな立派な境界標があるのだから、隣接県との境目にはもっと立派な境界標があるんだろう」と思ったら、全く期待を裏切られました。いずれも23区の外周という意味では同じなのですが…。
現地を訪れてみるまでどうなっているかわからないところがおもしろいんですけどね。