杉並区と三鷹市の境目さまざま

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写真1は、杉並区の民家の真新しいコンクリート階段が三鷹市大谷石にぴったりと接している様子です。大谷石は鉛直ではなく若干斜めに積み上げるものですが(道路に面している法面は若干斜めになっていますが)、杉並区との境目は鉛直に切り立っているように見えます。斜めになっていると上に行くにしたがって杉並区(真新しいコンクリート階段)が三鷹市に侵入することになるからでしょうね。

 

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写真2は、杉並区のコンクリート擁壁に三鷹市のブロック積みがぴたりと接している様子です。ひび割れているところに味わい深さを感じます。

 

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写真3は、少しすきまがあいた物件です。境界標の斜め「→」の先端部、すなわち側溝ブロックの継目が境目だろうと思いますが、三鷹市側のブロック積みが少し引っ込んでいます。コンクリート擁壁建設時は型枠の設置が必要ですから、隣人の同意が得られない場合は型枠の厚さだけ境目から引っ込めることになります。しかしこれは型枠不要のブロック積みですよね…。謎のすきまです。