イオンレイクタウン

日本最大のショッピングセンターだそうです。

武蔵野線越谷レイクタウン駅北東に広がるイオンレイクタウン。店舗面積245,223m2…と言われても全然ピンとこないのですが、店舗が正方形と仮定すると一辺の長さ495m(=√245,223m2)となります。「約500m四方すべてが店内」という状態ですね。

 

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駅前案内地図(写真1)のレイクタウン三丁目と四丁目すべてがイオンレイクタウンで、調整池から見ると写真2のような感じです。

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イオンレイクタウンは3つの地区に分けられていますが、全体として回遊性を確保するよう通路が設定されており、袋小路や見通しの悪い通路はありません。店内の案内図で調べてみると、ちょっと歩き疲れた頃に喫茶・軽食のお店が現れるようになっていたり、銀行ATMは少し裏に設置されていたり、実に巧みに配置されていることがわかります。

来店者は無意識のうちに建物内をまんべんなく歩き、店側の計画通り喫茶・軽食のお店で休み、両側に並んでいる店舗で知らず知らずのうちに買物…ということになるわけです。歩いているうちに、「内部を通る人たちから効率よくお金を吸収できる」という点が何かと似ているな…と思い始めました。消化器官です。

 

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ちなみにショッピングセンターとしてはこの建物の中だけが重要なので、建物の外壁は単調・殺風景になります(写真3)。実物の街(写真4)とはかなり異なりますね。

 

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越谷レイクタウン駅の北口はイオンレイクタウンへ向かう人でいっぱいですが、南口は信じられないぐらい閑散としています。駅前には「経営状態が悪くなったらすぐに撤退します」という感じの店(写真5)がありました。これまた郊外が殺風景になる原因かなと思ったのでした。