善福寺池付近の区境(杉並区-練馬区)は、池を中心とした半径3~400mの半円形です。明治時代の地図と比較すると、井荻村と石神井村の境目がほぼそのまま現在の区境になっていることがわかります。
現地は池を中心としてすり鉢状の地形になっており、おそらく生活に必要な水を確保しやすい範囲が井荻村の範囲になったのだろうと思います。
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写真1は、青梅街道を斜めに突っ切って進む区境です。写真2は、同一地点を反対側から見たところですが、いかにも…といった感じです。
写真3は、写真2の場所から北西に進んだところです。
写真4はさらに北西に進んだところですが、路面アスファルトのひび割れ、路肩部白線の保守状態の差…等々、境目があまりにも明確過ぎて思わずニヤリとしてしまいます。
写真5は善福寺池です。とても静かな場所です。