1.はじめに
「東京メトロ東西線のトンネルはどこにあるか」を連載しています。今回はまさに「どのようなところを走っているか」という内容です。
2.神楽坂駅東側の民有地地下通過経路
写真3は写真1の拡大、写真4は写真2の拡大です。両写真中の青点線は東西線トンネルの位置を示しています。写真4中の●印と▲印は東西線トンネルと道路の交点を、①~⑫は建物を示しています。
3.各●印の風景
写真5の建物④手前あたりが黄●印(写真4)、すなわち東西線トンネルの中心線になります。建物④の手前(北側)は一部が東西線トンネルの上にかかっています。写真6においては建物⑤が東西線トンネルの真上になります。
青●印の場所です。建物⑥(写真7)は北半分(手前)が3階床になっています。これは、真下を東西線が走っているためです。建物⑦(写真8)の手前(南)に空地がありますが、東西線トンネルはこの地下を突き抜けています。ちなみに建物⑦は、「ウッドマンズケーキ」というお店です。
写真9は、緑●印の場所から青●印の場所を望んだ状態です。東から西方を見ていることになります。奥には建物⑥が見えますが、写真7に示したように東西線トンネルのある側(北側)が低くなっていることがよくわかります。東西線は建物⑥の下から空地を横切り、建物⑧の下にもぐり込んでいます。
緑●印の場所(写真9)で南から北方を見た状態が写真10です。東西線は、建物⑧の真下から建物⑨の真下に向かって左右方向に走っています。
写真11は建物⑨の脇から紫●印の場所を見た状態です。東西線は、建物⑨の真下から写真11に見える道路を右手前から左奥に斜めに突っ切り、建物⑩の下にもぐり込んでいます。
4.まとめ
神楽坂駅の東で民有地の地下にもぐり込んだ東西線は、住宅地を斜めに突っ切って進みます。街を見ている限り、地下に東西線トンネルがあるということはほとんどわかりません。
以上
ちかてつの
さかてつでした…
【注記】
写真1~4は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」よりダウンロードした写真データ(MKT636-C7-18、CKT20176-C17-20)を私が編集・加工したものです。