新幹線にも密着連結器(写真1および2参照)を用いていますが、在来線と相互連結する必要がないため、在来線用(写真3参照)に対していろいろ改良(構造簡易化)されています。
外観的にいちばん大きく異なるのが突起部の形状で、丸くなったことにより製作しやすくなっています。写真1および2を見ると突起部は連結器本体と一体鋳造され、根本部の形状を旋盤で整えていることがわかります。改めて在来線用(写真3)を見ると四角い突起部を平面で削り出しています。製作はかなりめんどうでしょうね。
なお、200系は全電気指令式ブレーキなので直通管はなく、元空気溜管だけになっています。
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