写真1は、外苑西通の西側歩道を北西から南東に向かって見た風景です。実はこの写真の中に港区と渋谷区の境目があるのですが…どこかわかるでしょうか?
写真2に写っている建物の壁面がゆるく湾曲しています。なぜかというと、ここに港区と渋谷区の境目(区境)があるからです。
外苑西通の西側歩道に戻って区境を撮影したものが写真3です。コンクリート塀の左側が港区、右側が渋谷区ということのようです。写真1と比較すると、どこが区境かお分かりかと思います。ただし、両区の境目を明示するものがありません。
写真4は、区境のコンクリート塀の裏側です。石碑のある側はきれいに化粧していますが、裏側は打ちっぱなしです。
写真5は、写真3の7年前です。特に大きな変化はありません。
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さて、以下は比較的郊外の境目(区境、市区境)です。境界標同士が火花を散らしていたり、あるいは自分の区を主張していたり…という状況です。それに対して、今回の区境は、都心に近い、そして地価も高い港区と渋谷区の境目でありながら何の境界標もない…という点が不思議な感じです。
以上
さかいめ さかιゝ さかτゝの
さかτっ さかてつでした…