都営地下鉄には4本の路線があります。起点と終点は下記の通りですが、それぞれの路線において建設が始まった区間はいずれも終点に近い方だったのがおもしろく感じます。
起点 →終点
浅草線(1号線) :西馬込→押上
三田線(6号線) :目黒 →西高島平
新宿線(10号線) :新宿 →本八幡
大江戸線(12号線):都庁前→光が丘
これに対して東京メトロの場合は、その多くが起点に近い方から建設が始まっています。また、起点から終点に向かう線をA線、反対方向をB線と称しています。都営地下鉄ではA線B線という呼び方をしません。
東京メトロの軌間は銀座線と丸ノ内線が1435mmであるほかはすべて1067mmです。これに対して都営地下鉄は、浅草線と大江戸線が1435mm、新宿線は1372mm、三田線は1067mmとバラバラです。浅草線と大江戸線は同じ軌間ではありますが、車両限界および軌道構造が異なっています。
◇ ◇ ◇
古い写真を整理していたら懐かしい車両たちが出てきたので掲載します。それぞれの路線を代表する車両でした。ちなみに10-000形は「いちまんがた」、12-000形は「いちまんにせんがた」と読むそうです。路線番号を示していることを考えると「じゅうがた」「じゅうにがた」の方がわかりやすいような気もしますが…。
都営地下鉄は東京メトロといろいろ異なるものです。しかし、運賃は共通に(利用客から見るとひとつの事業者のように見えるように)ならないものかと思います。
【関連記事】
東京メトロのA線B線
以上
ちかてつの
さかてつでした…