このあたり、区画整理されて全く線路跡の位置がわからなくなっているところがあり、位置特定に相当手間取りました。「こんな苦労して何の役に立つんだろう?」と自問自答しながら歩きました。趣味の道は時として仕事以上に大変だったりしますが、だからこそわかった時の喜びも大きいというものです。
写真1は、前回と同じ踏切跡からその先の線路跡を見たところです。生け垣が道路に対して斜めになっています。
写真2は線路跡上に立って撮影したものです。奥に見える黄色い建物に向かって線路跡が…見えませんが、そこは想像力で補ってください。
写真3も強い想像力で「林の中を左右方向に走る鉄道連隊の線路」を見いだしてください。
写真4は敷地の境目が線路跡を示しています。線路跡の反対側には見覚えのある陸軍境界標(写真5)が風雪に耐えて密かに自己主張していました。ところでここは松戸市と柏市の境目です。この道路は明治時代から存在しており、やっぱりその頃から境目だったようです。