隅田川駅で入替をしているHD300です。起動時に若干のPWM音とつりかけ音は聞こえますが、あとは淡々とディーゼル機関が回転しているだけで、静かなものです。DE10などが起動時に機関出力を上げると同時に黒煙と騒音をまき散らしていたのとは雲泥の差です。
HD300は基本的に蓄電池により走行し、蓄電池だけで不足する場合にディーゼル機関を一定回転数で回しています。効率の良い領域で淡々と回転させるわけですから黒煙や騒音も減らせるわけです。
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HD300を製造した企業を調べてみると東芝です。東芝の公式HPから技術広報誌である東芝レビューのページに進み、さらに「HD300」で検索してみると、2013年4月号に記事が掲載されています。
近年、いろいろな企業が技術文書をネット上で公開しています。昔は文献を購入しなければ知り得なかった情報がパソコンなどで簡単に入手できるようになったわけで、ありがたいことです。