昔の話です。
代々木駅の西側に、写真1～2のようにとても素敵な(…と私は思う)建物がありました。屋上の柵など表現のしようもないぐらい素晴らしい状態です。「とても素敵だけど、あと1年もしたら解体されちゃうだろうな…」と思い、記念撮影しました。
ところが意外なことに、写真3～4のごとく2年経過しても解体されません。 1階の角にはパチンコ屋の代わりに新しいお店さえ入っています。
その日は近くで会合がありました。終わったら外は暗くなっていました。建物は…写真5のように妖しげな光を放ち、いちだんと魅力的な姿になっています。「新しいお店」(写真4)の夜の姿が写真6です。建物があるのに真っ暗というところがなんとも言えません。最高です。会合に出席した仲間たちと写真6の「新しいお店」に入りました。中は建物の上層階とは対照的に明るく、お値段はかなり安めでした。
「新しいお店」から出たあと、ふと見ると「2階飲食店街」と書いてあるのに気づきました。いっしょにいた仲間が「2階にも行ってみよう」と言いました。「えっ、やってるの？」「まぁ、行ってみよう」という話になりました。
…が、踊り場は写真7のような状況で…2階は真っ暗でした。
◇ ◇ ◇
数年後、『天気の子』という映画を観てびっくりしました。「あっ、あの建物だ！」
◇ ◇ ◇
この建物、2022年には写真8のごとく新しく生まれ変わりつつありました。現在は写真9のようにぴかぴかです。味わいは全くなくなりました。
参考のため、代々木駅との位置関係を示す写真を掲載します。
以上
さかてつでした…
