地方私鉄には、国鉄車両にはない特徴を有する車両たちがいたものです。今回は「旗差し」ではないかと思われる部位に関してです。
写真1は筑波鉄道キハ541ですが、おでこの左右に何やら付いています。
写真2は拡大写真です。底がふさがっていると雨水が溜まるので、管状なのではないかと思います。
写真3は、1982年に撮影した北陸鉄道の電車です。左からモハ3011、モハ3501+クハ1212ですが、モハ3011とモハ3501には写真2と同じものが取付けられています。すべての車両にあるわけではないようです。筑波鉄道キハ541も北陸鉄道の車両でしたから、北陸鉄道特有の部品のようです。
何なのだろうと考えてみましたが、旗を差すためのものではなかろうかと思います。ただし北陸鉄道の写真をいろいろ探してみましたが、今のところ旗を掲げた車両は見つかっていません。
写真4は、「もしこの部品に旗を差したらどんな感じだったのだろう」という想像の姿です。もしこのような姿で走っているのをご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださるとありがたく思います。
以上
ちかてつの
さかてつでした…