渋谷駅およびその周辺は長いこと大改造中です。地上を見ている限り、山手線と埼京線(山手貨物線)、これを跨ぐ地下鉄銀座線と車庫に行く線…これらの骨格は昔から変わっていませんが、細かく見ると線路はちょこちょこ動いてプラットホームも動いて、それ以上に通路は次々に経路変更され、不自然な壁があるなと思っていたら改札口になったり…まるで生き物のようです。
埼京線の昔のプラットホーム跡には写真1のような階段があります。
…しかしよく見ると階段は写真2にごとく透明です。階段に向かって歩いて行ってもいつの間にかすり抜けてしまいます。透明階段をすり抜ける際、特に体に抵抗は感じません。
写真3の透明階段を登ると…そこには壁があります。壁は不透明ですが、よく見るとその向こうが明るくなっています。
写真4は、駅の西側(桜丘町)から見た状態です。透明階段を登り切ったところには透明な通路があります。完全に向こうが透けて見えますね。昔ここには延々と続く不透明な通路があったのですが、今は透明になっています。
さて、渋谷駅埼京線のプラットホーム跡通路透明階段の西側(桜丘町)は写真5のような状態で、地形が変わるのではないかというぐらい、地表が激しく脱皮中です。
写真6は、脱皮前の街風景です。奥に見える建物は脱皮範囲外で、写真5の左側の建物と同じであることがおわかりいただけるかと思います。
写真7も昔の風景で、写真6の裏側という感じの場所です。Y字路の片方が坂道になって丘の上に登っていく様子が素敵です。
写真8は、写真7とほぼ同じ場所です。坂道は残っていますが、左側に分岐する道は脱皮範囲となっているため、覆われています。
透明階段の近くには新南口がありますが、桜丘町方面への出口をつくるために残してあるのでしょうか…。
以上
さかいめ さかιゝ さかτゝの
さかτっ さかてつでした…