あぶない自転車とまれ

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写真1 警告板

 写真1は、あるT字路の手前に設置されている警告板です。写真奥に左右方向の優先道路があり、この細い道がぶつかっています。

 この警告板、いろいろな解釈ができます。

【解釈その1】危ない自転車! 止まれ!
 前方に優先道路があるT字路なのに、お構いなしに突っ込んでいく「(危険な)暴走自転車」に対して「T字路だからいったん止まれ! そして徐行して進行せよ。」と言っている。

【解釈その2】危ない! 自転車! 止まれ!
 歩行者に対して、「自転車が前方の優先道路を左右に突っ切るかもしれない! T字路の手前でいったん止まれ! そして徐行して進行せよ。」と言っている。

【解釈その3】危ない! 自転車! 止まれ!
 普通の(危険運転ではない)自転車に対して、「クルマが前方の優先道路を走っているから、そのまま飛び出ると危ない。T字路の手前でいったん止まれ! そして徐行して進行せよ。」と言っている。

 ほかの解釈もできるかもしれませんが、とにかく「あぶない自転車とまれ」では、何が危なくて何に対して警告しているのか、わかりにくいと思います。

 おそらく【解釈その3】の意味を伝えたいのではないかと思うのですが、もしそうならば「危険 自転車も止まれ」とした方がわかりやすいように感じます。自転車以外をひらがなにしたいのなら「あぶない! 自転車もとまれ」といったところでしょうか。

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 余談ですが、いくつかの解釈ができる警告板の例として「あぶない子供に注意」というものもあります。確かに「あぶない子供」もいるので、注意が必要ですね。

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さかいさかιゝ さかτゝ
さかτ さかてつでした…