現代日本に存在する石貨の謎

 世の中にはいろいろな材質の貨幣があるものですが、石でできた貨幣もありました。形は円盤の中央部に穴を開けたものが多かったようです。

 おそらく大きな石貨ほど金額(価値)が高かったのだろうと思いますが、大きくなると持ち運ぶのが困難になり、転がすことさえできなかったことでしょう。このように大きな石貨の場合は、支払うことにより所有権が変わっただけで、物理的な移動はなかった(できなかった)ようです。

f:id:me38a:20201018211629j:plain

写真1 現代の石貨

 上記の通りいろいろと不便なので、現在では石貨など使われていない…と思っていましたが、先日あるところを歩いていたら、なんと石貨(写真1)を見つけてしまいました。現代日本においてこのようなものを発見できたことに感動し、また生きていることに感謝しました。

 

 この石貨、直径は20cm程度ですが何円相当なのでしょうか。いったい何を以って換算すればよいのでしょうか。

 (1)質量
 (2)体積
 (3)外観
 (4)製作所要時間

 …いろいろありますね。特に根拠のない私の感覚では2万円ぐらいではないかと思います。

◇   ◇   ◇
 

 ところで、写真1が本当に石貨なのか気になり、もう一度よく見てみました(写真2)。どうやら違うようですね…。

f:id:me38a:20201018211707j:plain

写真2 樹形を整えるための重石

f:id:me38a:20191022200051j:plain以上
さかいさかιゝ さかτゝ
さかτ さかてつでした…