言わずと知れた有名な鉄道模型店です。もともとは六丁目に印房として創業したそうですが、各種の高級品を取扱うようになり、現在に至っています。2019年すなわち今年が創業140年だそうですが、これに合わせて四丁目の建物を建替えています。
昔々は屋上にΩマークを誇らしげに掲げていて白い壁面が高級感を漂わせ、「銀座の宝石店に行ってくる」とよく言ったものです。もちろん1階(宝石部門)ではなく、脇の入口から階段を上がった(鉄道模型部門)のですが…。
この建物もいつの間にやら広告を屋上と壁面に取付け(写真1)、何となく高級感が減ってしまいました。銀座全体の雰囲気がだんだん「秋葉原化」していく中で、自己主張する必要が強まったのかもしれません。
現在は若干離れたところにある仮店舗で営業中で、旧建物は解体中です(写真2)。どのようになるのか楽しみです。
