ヤ500

f:id:me38a:20181118122639j:plain f:id:me38a:20181118122645j:plain

除草薬散布車(保線用)です。1983年に木更津駅で撮影しました。

ヤ500は1972年にミム100形を改造してつくられた車両で、小型エンジン(4.5PS)でポンプを駆動し、タンク車内の薬液を車両両端の噴射ノズルから散布するようになっています。

大形軌道モータカーの牽引で、作業責任者1名、モータカー運転者1名、散布車取扱者1名の計3名で作業を行なうんだそうです。

タンク容量:15m3
散布量:0.2L/m2
噴射幅:5m
運転速度(片側噴射):10km/h
運転速度(両側噴射):20km/h
連続散布延長:15km

1kmあたり1m3すなわち1000L散布ですから、1mあたり1L。したがって、噴射幅5mだと5m2で1L、すなわち1m2あたり0.2Lで、計算が合いますね。(当たり前か…)