小田急の気動車

「電鉄会社に気動車?」と思われるかもしれませんが、小田急の他にも名鉄、南海、東武、東急など、電鉄会社と思われている会社でも結構気動車が走っていました。(もちろんそれぞれ理由がありました。)

小田急の場合は、当時非電化だった御殿場線乗入れのためです。1955年にキハ5000形を2両製造、その後座席ピッチを拡大したキハ5100形を2両増備しています。しかし御殿場線が電化されると不要になり、1968年に4両とも関東鉄道に譲渡されています。

 

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関東鉄道時代の写真を4枚掲載しますが、もともとあった扉に加え、外吊り扉を2か所追加しています。さらに車内はロングシート化されて通勤車になっています。いかにも「改造車」という感じでした。