毎年この時期になると「なぜネコ年はないのか」と思います。こんな話をどこかで聞いたことがあります…
昔、神様が動物たちに言いました。「1月1日に私のところへおいで。来た順に12番目までを『その年の動物』にしてあげよう。」
ネコは寝ていたので、神様の言葉を聞き逃しました。そこでネズミに聞きました。「神様はいつおいでって言ってたの?」ネズミは悪知恵を働かせて「1月2日だよ」とネコに教えました。
12月31日の夜、日付が変わる少し前に、動物たちは神様のところへ向かって集まり始めました。ネズミは歩いていくのが面倒だったので、牛の頭に乗りました。
神様のところに最初に到着したのは牛…のはずでしたが、頭に乗っていたネズミはぴょんと飛び降りて一番になりました。そこで、ネズミ、牛…という順番になりました。
…さて、翌日、ネコはネズミに聞いた通り神様のところへ出かけましたが…。ウソを教えられたことを知りネコは怒りました。でも手遅れです。それ以来、ネコはネズミを追い回すようになったとか…。
◇ ◇ ◇
某所でのお話です。
「こんニャちは~」
「あたし、きれい?」
「この猫背、魅力的でしょ?」
(ずりずりずり…と私に体を何度も擦り付けてから)
「あたしの脚、素敵でしょ?」
「ちょっとあんた、ニャに体擦り付けてんのよ! あたしが遠慮がちに気を引こうとしているのに!」
「うるさいわニャ、体擦り付けるのが最高ニャのよ!」
「ニャンだって? 卑怯よ!」
「しつこいわニャ」
「シャーッ」
(どたばた…)
平和な光景です。
以上
さかいめ さかιゝ さかτゝの
さかτっ さかてつでした…