JRの新橋駅は現在改装工事中です。工事現場の覆いには「銀座線」を示す矢印が、これでもかというぐらい貼り付けられています(写真1~3)。東京メトロの銀座線に乗ろうとしてJRの改札口を入ってしまう人がたくさんいるのでしょう。JRの新橋駅担当者にしてみれば「ここまで表示しているんだから間違えないでください。」という気持ちなのだろうと思います。
しかし利用者の立場で考えると、そもそも下記のようなことがわかりにくいのです。
(1)JRと東京メトロの改札口が別々(内部でつながっていない)。
(2)同一区間(例えば新橋駅→神田駅)乗車でもJRと東京メトロで運賃が異なる。
利用者にとって鉄道会社がどこなのかどうでもよい話で、A駅からB駅まで行く場合、下記のようであってほしいと思います。
(a)どの鉄道(路線)を利用するとしても同じ改札口でOK
(b)同一区間の移動ならどの鉄道(路線)でも同じ運賃(=共通運賃制度)
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「間違えなさんな」ではなく「間違えること自体がない」ように、そろそろ運賃制度を見直したらどうなのか…と「銀座線の矢印」を見ながら思いました。
以上
ちかてつの
さかてつでした…