参考資料へのリンクについて

この「地下鉄はどこを走っているか」シリーズにおいて使用頻度が高い参考資料は各路線の建設史で、「建設史P.279図13には八丁堀駅の平面図が掲載されており…」という書き方をしています。

これに対して、「建設史P.279のURLを掲載してくれれば当該ページをすぐにみられるのに…」と思っていらっしゃる方も多いと思います。私自身もそう思っているのですが、NGです。建設史が収録されているメトロアーカイブアルバムにはリンクの仕方が規定されており、下記URLのみが許されています。

https://metroarchive.jp

建設史へのリンクは許可されていませんし、ましてや建設史特定ページへのリンクなどNGです。

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ただし、資料へのリンクの仕方はサイトにより異なります。例えば国立国会図書館デジタルコレクションの場合は、資料の特定コマにリンクすることまで許されています。例えば下記のようなURLです。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1235045/197

団体名義の著作物の場合、著作権があるのは公表後50年間です。この資料は昭和9年(1934年)出版で50年以上経過しているため、リンク設定可になっているのだろうと思われます。

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調査内容を発表する場合は何を参考にしたか記しておくことが重要ですが、参考資料へのリンクの仕方には十分注意する必要があると思います。