デュアルゲージ線路

「A4判レイアウト」が暗礁に乗り上げているので、ちょっと別のお話をします。(実は「A4判レイアウト」は水面下でひそかに進行中です。ここだけの秘密ですよ。)

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さて、写真は標準軌/狭軌の線路です。ドイツやスイスで一般的な1435mmと1000㎜をHOスケール(1/87)で模型化して16.5mm/12mmというわけです。昔、BEMOの車両に凝っていた時期があり、「何とかして標準軌狭軌の混在したレイアウトを作りたい」と思っていたので、その先行試作という位置付けでした…が、結果はみなさまの予想通り、先行試作が潜行試作となり、いつまでたってもデュアルゲージのレイアウトは姿を現しませんでした。現在はおとなしく標準軌だけのレイアウトを製作中です。レイアウトに欲張りは禁物なのですが、全くわかっていなかったのでした。

ところで、スイスやドイツの鉄道本を見ると駅構内の線路配置図が掲載されていたりします。線路の脇にSとかNと略号が書かれているので、「ははーん、Standard gauge(標準軌)とNarrow gauge(狭軌)の略だな。」と思っていたら、そうじゃないんですね。

ドイツ語だと
 狭軌 :Schmalspur
 標準軌:Normalspur
で、S/Nと狭軌/標準軌の関係が英語と逆になるのでした。

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写真に戻りますが、1枚目はエンドウの線路の改造、2枚目は自作です。「うーん、狭軌ではなく狂気ではないか」という人もいらっしゃるかもしれませんが…。失礼しました。