キハ391

一般的に気動車というと動力源はディーゼルエンジン(機関)ですが、この車両の場合はガスタービンエンジン(の中の、ターボシャフトエンジン)を動力源としており、1972年に試作されました。

試運転していた当時のテレビニュースの記憶がありますが、「なかなかすごい車両が登場したものだ」と思ったものです。しかし、ガスタービンエンジンは騒音が激しく、また部分出力で使用すると一気に燃費が悪くなる等、鉄道用として致命的な問題がありました。で、結局モノにならず…。

写真は数10年前、某研究所の見学会で撮影させていただいたものです。

 

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1枚目:T1先頭車(車高が低い分、連結器が上方に突出して見える)

 

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2枚目:M2動力車(屋根上の箱は消音機)

 

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3枚目:M2動力車(台車)

 

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4枚目:T3先頭車

 

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5枚目:運転台(キハ91、キハ181等と類似)

この車両の技術的な内容に関しては、「ターボトレインのサイト」で検索して出てくるサイトにいろいろ記されています。