今年開業110周年となる関東鉄道ですが、路線開業年および会社の変遷は図1の通りです。今年は常総鉄道開業から数えて110年ということになります。
さて、図1および図2に示した4つの鉄道が合併して1965年に関東鉄道になったわけですが、その後筑波鉄道と鹿島鉄道が分離されました。結局、筑波鉄道と鹿島鉄道の鉄道線は消えてしまいましたが、1980年代には3社の4路線が存在していたのです。日本各地からやってきた個性的な車両たちがたくさん活躍していた時代です。首都圏からも近いため、上記4路線の拠点となる機関区には結構おじゃまして車両たちを撮影したものです。
これらの車両たちの写真が手元に数多くありますが、私がこの世の中から消えてしまえばこれらの写真も実質的になくなってしまいます。もったいない話だ…と思っていたところ、近年電子書籍という媒体が一般的になりました。個人が世界に向けて出版できる時代になったのです。
それでは…ということで、昔撮影した車両たちの電子書籍を発行しています。11月3日公開日はもちろん現存する車両しか見られないわけですが、「今から40年ほど前はこんな車両たちが走っていたんだなぁ…」と思いながら電子書籍を眺めるのも悪くありません。
1.シルヘッダ付の古豪たち(全4分冊)
2.顔をとりかえた古豪たち(全4分冊)
3.バス窓の新車たち(全6分冊)
4.北陸生まれの仲間たち(全5分冊)
5.電鉄から来た仲間たち(全5分冊)
6.湘南形のどさんこたち(全4分冊)
7.雄別から来た仲間たち(全4分冊)
8.国鉄から来た仲間たち(全4分冊)
●続編
常総線のキハ310形とキハ0形、竜ケ崎線のキハ520形とキハ530形、さらに機関車と貨車なども追って発行予定です。
以上
さかてつでした…