渋谷駅付近の東急東横線が地下にもぐってから、そろそろ10年になります。駅の跡地はビルになり、南方の線路跡は遊歩道になりました。10年ほど前、このあたりがどのような風景だったか、記事にしていきます。
今回は渋谷駅から300mほど南東にある、明治通の歩道橋から撮影した風景です。
写真1は10年前の風景です。東横線の電車は当たり前のように高架線を走っていました。もうじき、ここで東横線の電車を見られなくなる…ということがまだ感覚的によくわからなかった頃です。
2013年3月15日夜~16日朝、東横線は予定通り地下にもぐってしまいました。当日、この場所でも撮影しておけばよかったなと思いますが、写真データを検索しても、代官山駅周辺で撮影した写真ばかり出てきます。この場所で写真2を撮影したのは東横線が地下化されてから5か月後でした。
翌年になるとガーダー橋は撤去され、風景が一変しました…というか、現在の風景に一気に近づきました。
写真4~6を見ても写真3と大差ないように感じられます。しかし、鉄筋コンクリート製の高架橋撤去作業は着実に進んでいました。そして、このあたりの線路跡は遊歩道になったのです。
東横線は地下化されましたが、遊歩道の地下を走っているわけではありません。この写真を撮影している私の背後、明治通の真下を走っています。
以上
さかてつでした…