千代田区と中央区の境目は結構地味です。普通に歩いているといつの間にやら通り過ぎてしまいます。今回は両区境にある公園・遊園に関してです。
写真1は、千代田区と中央区の境目にある公園・遊園です。写真中央付近に小さな橋が見えますが、このあたりが区境です。
写真2は約10年前の同所です。特に大きな変化はありません。私の好みもこの10年間、変化していません。
写真3は、写真1中央付近の小さな橋から南西の方を見た状態です。タクシーの尾灯付近が区境です。その奥に続く道も区境で、龍閑川を終戦後に埋めて道にしたものです。
写真4は、北側にある千代田区の「児童公園」表示板です。
一方、写真5は南西側にある中央区の「児童遊園」表示です。ちなみに公園と遊園は下記のように異なるらしいのですが、現地を見ても差異はわかりません。両区の「意識の相違」ということのようです。
・公園は都市公園法に基づく→都市計画の立場で設けたもの
・遊園は児童福祉法に基づく→児童厚生のために設けたもの
どうもよくわかりませんが、はっきりしているのは「児童公園」「児童遊園」という名称に反して児童はいないという点です。
写真6は、公園・遊園を北東に向かって出た区境が南東側(私の方)に直角に曲がってくるところです。ここも川(堀)の跡です。おじさまはぎりぎり千代田区内に立っています。
写真7は写真6と同じ場所の約10年前ですが、この10年間でホチキスの針のお化けのような銀色の柵が追加されていることがわかります。区境を通っての移動を阻止したいようです。
ちなみに10年前、都の下水道局と千代田区と中央区などが「自転車を置かないでくれ」と記した「お知らせ」に自転車をくくりつけてある風景を撮影していました。「置いてはいません。きちんとくくりつけてあります。」ということなのだろうと解釈しました。記してあることはちゃんと守っているようです。この自転車は、千代田区内にくくりつけられています。
南東に伸びてきた区境は、ここで右(北東側)に再度直角に曲がり、道路上を進みます。コカ・コーラのトラックは中央区、右のトラックは千代田区に停まっています。私は中央区に立っています。
以上
さかいめ さかιゝ さかτゝの
さかτっ さかてつでした…