1.はじめに
街歩きのおもしろさのひとつに「路地」があります。今回はちょっと変わった路地に関してです。
2.神楽坂付近の路地
写真1は神楽坂付近の路地です。石が敷き詰められたところも多く、狭さと路面の美しさがとても心地よいものです。もちろんクルマは入ってくることができませんから安心して歩けます。
写真2および写真3も神楽坂付近の路地です。階段があったり幅が狭くなったり…素敵です。その先に何があるかわからない…道(みち)は未知(みち)に通じているようにも感じられます。
3.篠崎駅付近の路地
さて、場所は大きく変わって都営地下鉄新宿線篠崎駅付近です。以前、下記のような記事を掲載しました。
この記事の写真2を再掲載します。記事にも記しましたが、篠崎駅真上に建っている建物⑨は大きな船のようです。空から見ると左下(南西側)を舳先にして周囲の建物に突っ込んでいくように見えます。
写真4は、建物⑨が周囲の建物に突っ込んでいく状態を地上で見たところです。写真5はその「現場」に接近して撮影したものです。
写真6は、建物⑧と建物⑨を写真5の向こう側から見たところです。
よく見ると…建物の間にすきまがあります。ただし、途中でくの字に曲がっているために向こう側は見通せません。
「このすきまは篠崎駅(写真5の場所)まで通じているのではなかろうか…。しかし、こんなところ通っていいのだろうか…。」
現地調査で何度かこの場所を訪れるうち、時々このすきまに人が入って行ったり出てきたりすることに気づきました…。
写真7は、ネコになった気分で通り抜けた「路地」です。この路地、篠崎駅と写真6手前側にあるスーパーマーケットの間の通路になっていたのでした。
4.まとめ
建物と建物の間にある路地には独特の魅力があります。篠崎駅付近にも素敵な「路地」があることを発見しました。
以上
ちかてつの
さかてつでした…
【注記】本ブログ中の空中写真は、国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」よりダウンロードした写真データを私が編集・加工したものです。