建設史によると、清澄公園を抜けるあたりから半径228m右曲線で曲がり、清洲橋通りの真下にもぐっていきます。この区間においてはデニーズ清澄店の基礎杭3本が支障するためアンダーピニング工法を採用しています。つまり半蔵門線はデニーズ清澄店の下を走っているということです。
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左手前から奥に向かって、半蔵門線が走っています。正面を左右方向に流れている仙台堀川の柵に、半蔵門線に関する埋蔵物表示板が取付けられています。「オーストリアの国旗」(本当は、進入禁止を意味する河川通航標識)が取付けられているのは清川橋です。
清川橋近くの清澄公園入口です。半蔵門線はこの地下を奥に向かって走っています。
清澄公園の北側になります。半蔵門線は、私の足元を半径228m右曲線で左奥から右手前に向かって走っています。半蔵門線の真上に高い建物はありません。
写真3と同じ場所から反対方向を見たところです。右奥に見えるのは中村学園の新館LADYです。
清洲橋通りに面して建っている中村学園新館LADYです。位置的に、この新館の真下を半蔵門線は斜めに突っ切っているはずです。
清澄公園北側から半径228m右曲線で曲がってきた半蔵門線は、中村学園新館LADYの真下からデニーズ清澄店の一部をかすめて清洲橋通りの下に入ります。この角度で見ると、半蔵門線の経路上に高い建物がないことがわかります。また写真5では中村学園の新館LADYがかなり大きく重量のある建物に見えましたが、こうしてみると上部はスカスカ(軽そう)です。ちなみに中村学園新館LADY竣工は2012年、半蔵門線水天宮前~押上間開業は2003年です。
デニーズ清澄店の基礎杭に干渉したということは、正面に見える信号機の下あたりを半蔵門線が走っているということになります。ここから先は清洲橋通りをまっすぐ清澄白河駅に向かっています。