タイトルに常盤平駅と記しましたが、厳密に申すと新京成電鉄の常盤平駅は鉄道連隊の線路跡ではありません。線路跡は駅のすぐ近くなのですが、きれいに区画整理されて何も残っていません。
区画整理された地域を抜けて金ヶ作地区に入ると鉄道連隊の線路跡が現れます。戦前の地図と現在の地図、そして航空写真を対比すると、写真1および写真2の中の建物はいずれも線路跡に建っていることがわかります。
写真2の建物の脇を通り過ぎてさらに進むと…写真3、写真4に示したような空地があります。そして電柱の足もとには陸軍の境界標(写真5)が眠っています。申すまでもなく鉄道連隊の線路跡です。