【鉄道連隊線路跡(八柱駅付近)】

新京成電鉄八柱駅付近は鉄道連隊の線路跡にそのまま標準軌の線路が敷設されています。それでは遺跡が何もないかというと…「つまづきそうなもの」が残っています。

 

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写真1は八柱駅付近の踏切ですが、よく見ると写真2のように「陸軍」と文字が刻まれた境界標があります。

 

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踏切を渡って線路の反対側へ行くと、写真3のごとく細い道に境界標が立っています。ここにも「陸軍」の文字があります(写真4)。赤く塗られているとは言え、夜歩いているとつまづきそうですね。地元の方々はここに昔からあることをご存知でしょうけど…。

鉄道連隊の時代は小さな車両が走っていたにもかかわらず、用地の幅は結構広かったことがわかります。

 

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写真5はもう少し離れた場所にあった境界標です。やはりここにも「陸軍」の文字があります。

これらの境界標、歴史を物語るものとしてずっと保存しておいてほしいと思います。

参考のため、どんな車両が走っていたか掲載しておきます。
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【鉄道連隊K2 急曲線通過構造の例】https://me38a.hatenablog.com/entry/2018/11/18/132419