1枚目の写真はC11の動輪です。スポークが美しいですね。左右の車輪のクランクピン位相が90°ずれている様子もよくわかります。その形式の最高速度に応じて直径が異なっている点も興味深く感じます。
2枚目の写真は車軸ですが、3枚目の写真の部品(平軸受)と直接触れています。摺動部は銅系の合金にして焼付きにくくなってはいますが、給油による潤滑は必須です。原始的ですが、手入れさえすれば耐久性は抜群です。
4枚目の写真は従輪です。車軸は車輪から突出しており、ここに平軸受が取付けられます。
5枚目の写真は従台車の台車枠です。模型を見ているとごちゃごちゃしているように感じますが、分解してみると台枠と同様、意外ときゃしゃであっさりした構造なんですね。