ワンマン運転の形態

ワンマン運転(運行)に関し、運賃収受と乗客安全確保の方法から下記のように分類できるかと思います。

1.運賃収受場所
 (1)駅(他の列車と共用の場所で収受する場合)
 (2)車内(駅における収受より車内収受の方が多い場合)

2.乗客安全確保
 (3)ホーム柵あり(可動か固定かは問わない)
 (4)ホーム柵なし

 

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都市型の路線に多い組合わせが「(1)駅収受(3)柵あり」かと思います。1枚目の写真(綾瀬駅北綾瀬支線ホーム)はその例で、可動式ホーム柵が設置されています。車両は昔走っていた5000系3両編成です。2枚目の写真(石川台駅)も「(1)駅収受(3)柵あり」に該当しますが、センサ付の固定式ホーム柵であるという点が異なっています。

 

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「(1)駅収受(4)柵なし」の組合せ例として3枚目の写真を示します。宇治駅では改札口で運賃収受しますが、ホーム柵はありません。準都市型路線といったところでしょうか。

 

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「(2)車内収受(4)柵なし」の組合わせ例として4~5枚目の写真を示します。山口宇部空港駅…ではなくて草江駅105系です。地方路線らしいワンマン方式です。

ところで「(2)車内収受(3)柵あり」という組合わせはぱっと思い浮かびません。車内収受で間に合うということは乗客数が少ないことを意味し、そうなるとホーム柵を設けるまでもないということなのだと思います。「(2)車内収受(3)柵あり」の組合わせ事例…あるでしょうか?