南北ふたつの「区境」バス停

都内に「区境」というバス停があります。それも2か所。不思議なことに2か所とも北区と板橋区の境目付近です。

便宜的に北の「区境」バス停と南の「区境」バス停と呼ぶことにします。

 

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●北の「区境」バス停
1枚目の写真は、赤羽北二丁目(北区)と小豆沢四丁目(板橋区)の境目です。写真の左右方向の道路は環八通りですが、区境(赤い線)をはさむようにして北区側と板橋区側それぞれに「区境」バス停があります。

2枚目の写真は赤羽北二丁目(北区)にある「区境」バス停です。

 

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●南の「区境」バス停
3枚目の写真は、加賀一丁目(板橋区)と十条台二丁目、一丁目(いずれも北区)の境目です。奥の方に板橋区側のバス停があり、手前(埼京線の真上)には北区側の「区境」バス停が見えます。

4枚目の写真は板橋区側の「区境」バス停です。

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どちらのバス停も国際興業バスの路線なので、「区境から区境へ直行するバスはないだろうか」と思って検索してみましたが…ありませんでした。

しかし「区境」とは無味乾燥な名称です。北の「区境」バス停は北区の旧町名をとって「袋町」としたらわかりやすそうなものですが、そうすると板橋区側が反発するのでしょうか。

南の「区境」バス停は「家政大前」としたらバス停らしくて良いと思います。東京家政大は、その敷地が板橋区と北区にまたがっていますので、北の「区境」バス停のような両区のけんかにはならないように思うのですが…。